子育てに自信がないママに勧めたい「10の問いかけ」と2つのリスト

 

2.セルフイメージを高める

セルフイメージとは、自分をどう認識しているかという自分への思い込みです。これまでの人生で繰り返し、見てきたもの、聞いてきたもの、実際に体験した印象的な出来事によって作られます。自信がない人は、このセルフイメージが低いのです。セルフイメージを高める方法として、リスト作成をしてみてください。

  • 感謝リストの作成
  • 今日の良かったことリストの作成

感謝リストでは、当たり前のことも書き出します。親だから当たり前、兄弟や先輩だから当たり前、といった立場や役割を外して、「どんなことをしてくれていたか」にフォーカスします。

不幸な人やセルフイメージが低い人は、「してくれたこと」より「してくれなかったこと」を多く記憶しています。震災や事故などがあると、当たり前に起きていたことが、どれだけ価値のあるものだったかがわかります。「在るもの」に目を向けましょう。

このリスト書きを習慣にすれば、肯定的なことへのアンテナが広がり、自分を肯定的に見ることができるようになります。

家庭教育アドバイス…「肯定的な人との時間を作る」

朱に交われば赤くなる、類は友を呼ぶ、など周囲の人を見れば、その人がどんな人かがわかる、と言われます。お金持ちの周囲にはお金持ちがいて、投資について盛んに話されます。健康的な人の周囲には、運動好きな人達や健康管理に関心のある人がいて、その話題が持ち上がります。

同じように肯定的な人の周囲には肯定的な人が集まり、仕事や人生に建設的な話が広がります。自分を取り巻く人や環境は、自分自身のセルフイメージに大きな影響を与えます。

自信を持ちたい、セルフイメージを高くしたいというのならば、やはりそうした場や機会を積極的に見つけるなど、環境を整えることも必要です。
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家庭教育アドバイザー 柳川由紀この著者の記事一覧

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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