2.セルフイメージを高める
セルフイメージとは、自分をどう認識しているかという自分への思い込みです。これまでの人生で繰り返し、見てきたもの、聞いてきたもの、実際に体験した印象的な出来事によって作られます。自信がない人は、このセルフイメージが低いのです。セルフイメージを高める方法として、リスト作成をしてみてください。
- 感謝リストの作成
- 今日の良かったことリストの作成
感謝リストでは、当たり前のことも書き出します。親だから当たり前、兄弟や先輩だから当たり前、といった立場や役割を外して、「どんなことをしてくれていたか」にフォーカスします。
不幸な人やセルフイメージが低い人は、「してくれたこと」より「してくれなかったこと」を多く記憶しています。震災や事故などがあると、当たり前に起きていたことが、どれだけ価値のあるものだったかがわかります。「在るもの」に目を向けましょう。
このリスト書きを習慣にすれば、肯定的なことへのアンテナが広がり、自分を肯定的に見ることができるようになります。
家庭教育アドバイス…「肯定的な人との時間を作る」
朱に交われば赤くなる、類は友を呼ぶ、など周囲の人を見れば、その人がどんな人かがわかる、と言われます。お金持ちの周囲にはお金持ちがいて、投資について盛んに話されます。健康的な人の周囲には、運動好きな人達や健康管理に関心のある人がいて、その話題が持ち上がります。
同じように肯定的な人の周囲には肯定的な人が集まり、仕事や人生に建設的な話が広がります。自分を取り巻く人や環境は、自分自身のセルフイメージに大きな影響を与えます。
自信を持ちたい、セルフイメージを高くしたいというのならば、やはりそうした場や機会を積極的に見つけるなど、環境を整えることも必要です。
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