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家庭教育アドバイス…「親の無意識が子どもの劣等感を生む?」

「親の言葉」が劣等感の元になっていることがあります。例えば…「あの子はできるんだから、あなたもできるよ」と、子どもを励ましたつもりでも、できなかったときに子どもは劣等感を持ちます。他者と比べて子どもを励ますことはやめましょう。

また、人前で子どものダメなところを言うのはよくありません。親は、謙遜したつもりで「うちの子はできが悪いから」とか「うちの子は勉強苦手だから」などとママ友達や、先生に対して言うことがあるかもしれません。

これを聞いていた子どもは「ママは、私(僕)をそう思っているんだ」と感じ、自信をなくし、劣等感を持ってしまいます。それを聞いたお友達も「○○ちゃんは、ダメなんだなぁ」とレッテルを貼ってしまいます。

子どもを褒められたら「いえいえ、うちの子は…」と否定するのではなく「ありがとう」と素直に受け入れ、子どもに向かって「○○のママもちゃんと見てくれてるんだね、嬉しいね」と子どもを認めましょう。

親の声かけ一つで、子どもの気持ちは大きく揺れるのです。劣等感を持つような言葉は避けましょう。そして、もしも子どもが劣等感を持ったとしても、その劣等感がエンジンになるように「なぜ」ではなく「どうやって」と考えるように促しましょう。

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