しかし、そのような人とは逆に責任感のある人は、「じゃぁ君に任せるからやってね。」といわれると、すぐに取り掛かります。「○○できるくらい稼いできてね」といわれると、「任せてください!やってみせますよ」と即答し即行動に移します。
こうした人はほんとに責任感があると共に、スピード感溢れる行動力があるので、たとえスグに結果が出なくても、結果が出るまで自分の口にしたことを全うしようと挑みます。率先して取り組みます。当然、周りの評価も上がるし、信頼のおける奴だと色々な仕事を任せられるようになります。
言いたいことを言うだけなら、簡単です。
「もっと給料上げてくれ~」
「じゃぁその分、今以上に頑張ってね」
「……(汗)」
「給料を上げてくれれば今以上に頑張る」では通用しないのです。
会社に対して何かを要求したり、自分の意見や企画を通したいという場合、それ相応の責任感を持つことが何よりも重要で当たり前のことです。そして、その責任感は言葉ではなく行動によってしか示すことは出来ません。口先だけでは決して示すことはできないのです。
会社に対する自分の意見や発言に対して責任を持てていますか?その意見や発言に裏づけされる行動力を持っていますか?
■今日のまとめ
「口先だけの人間になってはいけない」
・会社に対する自分の要求や意見。あるいは、業界、市場に対する自分の要求や意見、アイデアなどをノートに書き出してみる
・書き出したことに対して実際にどのような行動を起こさなければいけないか?ノートに書き出してみる。
・口先だけの人間にならないということはどういうことか?考えてみる
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