必要のないストレスから放たれ、よりよい生活を作る「IT技術」
第一に「個人認証(顔、指紋など)」の技術を活かして、お金なし、カードなし、自動支払い、切符なし、家の鍵なし、自動車の盗難なし、忘れ物なし、スマホ忘れなし、銀行預金通帳なし、役所の書類なし、印鑑なし、キーボードなし、いつでもニュース、泥棒なし、火事なし、暴漢なしなどの人生にすることだ。
私たちの人生はストレスに満ちているが、その中で仕方のないストレスと、ストレスが生じないような生活にすればよいものがある。IT(5G)は通信速度や記憶容量などが変わるので、現実的にそれができるようになる。
個人認証は、すでにパソコンなどには常備されていて、私のパソコンもまったく暗証番号などを使わなくてよい。家の玄関のカギを無くすというストレスもなくなる。財布や預金通帳が無いから、お金を落としたりすることがない。家の玄関のカギに自分だけが登録をしておいて、自分が外出している時に家族が来て玄関を開けなければならない時には、スマホから玄関のカギに通信すれば開く。
家の中の様子は外出先でも見ることができ、泥棒が入れば警告が鳴り、自動的に警察に届けが行くし、火災が起きれば自動的に消火装置が働く。
何も考えずにブラっと外出できるし、あらかじめ自分で「ここまでは自由に使える」「これを超えたら超節約」というポイントをスマホに登録しておけば、使いすぎることもない。電車もタクシーも自動的に支払われるし、一杯飲む時も飲みすぎない。ともかく、自分が好きなこと、好きなものをしても安心して生活することができる。
それとともに、もともと必要がなく、単に利権で行っている分別、リサイクル、節約、温暖化ガス規制、メタボ規制、マスク着用などもなくなるので実に気楽だ。
第二段階としては、「人流、物流」が変わるだろう。
ポイントになるのは自動運転タクシーだ。タクシーの料金の75%が人件費だから、簡単に言うとタクシーの値段は今の4分の1になる。新幹線を利用した長距離の移動は別だが、短い距離なら「電車の料金とタクシーの料金がそれほど変わらない」ということになる。そうなるとわざわざ駅まで歩いて階段を上り、ホームで待って満員電車に乗るなどということはなくなる。さらに、運転が趣味の場合は別だが、必要があって移動する時には自家用車を買って移動するより自動運転タクシーの方がはるかに安くつく。
外出したい時にはスマホで呼ぶと近くの自動運転タクシーが家の前に来る。個人認証ができるから、タクシーのドアは自分が近づくと開き、乗ると自動的に目的地に行く。
実は、標準的な使い方をした自家用車はとてつもなく高い。400万円で買った車を10年乗り、3年ごとに車検を受け、整備をし、1週間に一度タクシーで行けば1万円ほどの距離を動いたとすると、もちろんタクシーの方がずっと安い。それが自動運転タクシーの場合、さらに現在の4分の1になり、かつ自分の車のように便利なのだから、まさにバラ色の人生になるだろう。(メルマガより一部抜粋)
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