安倍政権が不都合なテレビ番組を常時監視。なぜあの番組は除外?

2020.10.23
171
by 編集部サトシュウ
km20200902
 

政府が特定のテレビのニュースや情報番組を常時監視していることがわかった。報道内容な出演者のコメントなどを官邸が常にチェックし、「政権の意に沿わない報道に対抗措置を取る狙いがうかがえる」としんぶん赤旗が報じている。

官邸がテレビの情報番組を常時監視

同紙の情報開示請求により、内閣広報室がテレビのニュースや情報番組の出演者の発言を詳細に書き起こした記録文書を示した。開示された文書の対象期間は、安倍晋三首相(当時)が「一斉休校」を要請した直後の3月1日から16日まで。テープ起こしをしたと思えるほど、番組内容や発言を詳細に記録しているという。

【関連】メディアは死んだ。森友問題で自殺した職員の訴えを無視する愚行

記事によると、「常時監視」されている番組は以下の通り。

【平日】

  • TBS系「ひるおび!」
  • 日本テレビ系「ミヤネ屋」(読売テレビ制作)
  • 日本テレビ系「スッキリ」
  • テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」
  • フジテレビ系「とくダネ!」
  • テレビ朝日系「報道ステーション」
  • TBS系「NEWS23」

【土日】

  • TBS系「サンデーモーニング」
  • テレビ朝日系「サンデーステーション」
  • NHK「日曜討論」
  • 日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ制作)

TBS系『グッとラック!』だけ監視外のなぜ

 

そもそも政府が情報を監視することは特別なことではなく、先進国であればどこの国でも行っている。

監視対象は仮想敵国となる他国メディアだけでなく、自国メディアも含まれ、その考えは「オープン・ソース・インテリジェンス」、略してOSINT(オシント)と呼ばれている。誰でも入手できる公開情報を監視・分析することを指し、隠密的なスパイ活動より重要とも言われる。

ゆえに情報を監視する大切さは理解できるが、気になるのは官邸が監視している番組名だ。このラインナップを見ると、少し偏りがあることに気付く。

【関連】官邸SNS運営からTVニュース買い切りも。日本を牛耳る電通の正体

朝8時台に放送されている情報番組がズラリと並ぶが、なぜかTBS系『グッとラック!』だけ監視対象外となっている。これは何を意味しているのか?

また、テレビ東京もリストに載っていない。番組表を調べてみると、テレビ東京が朝8時台に放送しているのは韓流ドラマ。…それなら納得。しかし、テレビ東京は1つも監視番組がないことから、そもそも政府の眼中にないのかもしれない。

それはさておき、なぜかTBS系『グッとラック!』は政府から監視されていないのか?そこにはいくつかの理由が考えられそうだ。

print
いま読まれてます

  • 安倍政権が不都合なテレビ番組を常時監視。なぜあの番組は除外?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け