元国税が暴く竹中平蔵氏の住民税脱税疑惑「ほぼクロ」の決定的証拠

 

竹中平蔵氏「住民票」はアメリカのナゼ

竹中平蔵氏の経済政策の本旨は「ズルいものだけが得をする社会」だといえます。彼の経済政策の愚かさもさることながら、なによりヤバイのは彼を重用してきた日本の政治の貧困さです。

このメルマガでは今号から数回に分けて竹中平蔵氏が何をしてきたのかを経済面、税制面から解説していきたいと思います。

まず最初は、住民税脱税疑惑です。彼の人となりを知る上で一番わかりやすいのでが、この住民税脱税疑惑だと思われるからです。

これは小泉内閣時代に国会でも追及されたことなので、ご存じの方も多いと思われますが、その全貌はあまり知られていないので、改めてご説明しておきたいと思います。

それは竹中平蔵氏が慶応大学教授をしていたころのことです。彼は住民票をアメリカに移し日本では住民税を払っていなかったのです。住民税というのは、住民票を置いている市町村からかかってくるものです。だから、住民票を日本に置いてなければ、住民税はかかってこないのです。

もちろん、彼が本当にアメリカに移住していたのなら、問題はありません。しかし、どうやらそうではなかったのです。彼はこの当時、アメリカでも研究活動をしていたので、住民票をアメリカに移しても不思議ではありません。でもアメリカで実際にやっていたのは研究だけであり、仕事は日本でしていたのです。竹中平蔵氏は当時慶応大学教授であり、実際にちゃんと教授として働いていたのです。

竹中大臣はこの時期、所得税の納税は日本で行っています。もし竹中大臣がアメリカに居住していたということであれば、所得税も日本で納税する必要はありません。

なぜ所得税は日本で納税したのに、住民税は納めていなかったのでしょうか。

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