自分の体はこう温めて。コロナ対策「真冬の換気」を無理なくこなす技

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全国各地の新規感染者数の増加を受け、11日の定例記者会見で日本医師会会長が「第3波と考えていい」との見解を示すなど、新型コロナウイルスのさらなる拡大が現実味を帯びてきました。その予防のポイントとなるのが「換気」ですが、冬場となると寒さとも戦わなければならないことになります。何か良い対策はないのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「家」ではなく「人」を温めるという考え方と、その具体的な方法を紹介しています。

新型コロナと換気

さて、本日は迎え撃つお話。

新型コロナが世界を震撼させた2020年。

北半球は乾燥した秋冬に再び感染が拡大すると言われてきました。

その不吉な見通しのとおり、ヨーロッパやアメリカでは、新型コロナの感染者数が爆上がり中です。ニュースによると、今年の春先を超える勢いですね。重症者数はそれほどでもないので、そこはひとつ良いニュースです。医療従事者に知見が蓄積されているのかもしれません。

新型コロナの予防のためにやれることは

  • 換気
  • 加湿
  • 手洗い
  • マスク

です。これは、春先から言われ続けていたことで、もはや耳タコでしょう。

秋冬になって、この中で一番難しいのは、おそらく

  • 換気

でしょう。なんてったって冬場は寒いですからね。定期的に窓やドアを開けて換気するのは、室温が下がって実に辛いもんがありますよね。寒い地域では、どうなるんだろ…と思いましたが、調べたかぎりではやはり換気を推奨しています。うむむ。他の新型コロナ対策に比べても、効果があるということなんでしょうか。

つまり、この換気については

  • 寒いのをガマンしてやるしかない

ということです。「やる」一択なんですよね。うむ。調べたところ、推奨されているのは

  • 暖房しながらの換気

です。急激に室温が下がってしまうのを防ぐために、エアコンをかけたまま窓を開けるんだそうです。

もうひとつがやってみてもいいかもと思ったのが

  • 人を温めること

です。室温が下がっても自分が温かければなんとかなりますから。

冬場の「暖の取り方」には、実は2通りあるんです。

  • 家を暖める

  • 人を温める

です。部屋の空気を暖める方法がエアコンやセントラルヒーティングなどを使用するもので、主としてヨーロッパなどで発達してきました。他方、人を温める方法は、厚着・こたつ・温かい飲み物・風呂などです。実は、日本では古くからこの方法でした。

日本では、夏の暑さの方がキツいと感じられたらしく、日本建築は夏の暑さを上手くしのげるように作られています。その代わり、冬の寒さはしのぎにくいのです。このため、家自体を暖房するのではなく、

  • 人を温める

方法が発達したのです。

一日数回換気をするとなれば、どれほど暖房器具を併用してもいつもの冬ほど室温を上げることはできないでしょう。むしろ

  • 人を温める

ことを考えた方がいいのかもしれません。

  • 一枚多く着込む
  • 靴下を履く
  • ストールを巻く
  • 生姜紅茶を飲む
  • バスタブにゆっくり浸かる
  • 筋トレして筋肉をつける

などです。まあ、理屈から考えても、体温が高ければそれほど寒くは感じないわけですから。冷え症さんもこの機会に冷え症脱出を目指すのもいいかもしれません。

ちなみに、

  • エアコンや空気清浄機は、ほとんど換気してくれない

そうです。換気する機能を搭載されたものもあるそうですかまだそれほど多くないのでしょう。なので、これに頼るわけにはいかないんですね(T-T)

新型コロナとの秋冬。ちょっと厚着をしつつ換気に気を付けたいですね。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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