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伊勢谷友介はなぜ薬物入手ルートをひた隠す?証言を拒む“黒い理由”3つ

大麻取締法違反容疑(所持)で逮捕、起訴された俳優・伊勢谷友介被告(44)の初公判が1日、東京地裁で開かれ、検察側は懲役1年を求刑した。伊勢谷被告は起訴内容を認めたものの、薬物の入手ルートについては「知人から」と述べるにとどまり、詳細を明らかにしなかった。なぜここまで伊勢谷被告は入手先をひた隠しにするのか。そこにはどうやらある裏の事情があるようだ。

伊勢谷友介被告、大麻の入手先にはだんまり

サイドを短く刈り上げたツーブロック。黒のタイトスーツで法廷に姿を見せた伊勢谷被告は、まるで映画の1シーンのように堂々と質問に受け答えした。

26、27歳頃にオランダで初めて大麻を使用したという伊勢谷被告は、断続的に「気持ちが高ぶったときや仕事の後に使っていた」と証言。コロナの影響で自宅にいる機会が増え、「空いている時間に使ってしまった」と明かしたことを日刊スポーツなどが報じている。

独特な低い声で答えていくものの、入手ルートに関してだけは口をつぐむ。逮捕の2~3日前に知人から約20グラムを約10万円で購入したと説明するが、「僕としては誰かを傷つける犯罪だとは思っていない。知人を世の中にさらすことが必要だとは思えない」と強い口調で述べたという。

入手先を明らかにすれば罪が軽くなる可能性があるのに、なぜ伊勢谷被告は一貫して黙秘を続けているのか。大麻を売った知人とは一体誰なのか。伊勢谷被告が口を割らない“黒い理由”を検証していくと、その背後には「友情」の一言では片付けられない、驚くべき事実があることがわかった。

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黙秘する黒い理由①「半グレに弱みを握られている」

若い頃から六本木や西麻布などのクラブに入り浸っていた伊勢谷。そこにはモデルや俳優などが多数集まり、派手に遊んでいたという。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「伊勢谷は相当な遊び人ですよ。これまでも多くの有名女優との交際が報道されていますが、実際にはそんなものではありません。クラブでは連日、違う女性を連れている姿が目撃されています」

遊んでいるだけなら良かったが、そこへ近づいてきたのがいわゆる半グレ勢力だ。伊勢谷が通い詰めていた西麻布のクラブは、やがて薬の巣窟と呼ばれるようになる。

「伊勢谷に大麻を売ったのはこのクラブ人脈でほぼ間違いありません。ただし、売人側もリスクを背負うことになるから、伊勢谷が逮捕された時のために、何か弱みを握っているはずです。大麻を使用している写真とか、女とベッドで写っている写真とか。ドラッグパーティーで乱痴気騒ぎしている写真も考えられます。半グレはその辺の機転が利きますからね。写真は絶対に撮られているでしょう」(前出・週刊誌記者)

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裁判では「知人を世の中にさらすことが必要だとは思えない」と、ドラマの1シーンのようなセリフを言い放った伊勢谷。

しかし、入手先を黙っていることはかっこいいことでも何でもない。自分の弱みを握られ、ただ背後にいる男たちを怖がっているだけなのかもしれない。

黙秘する黒い理由②「芋づる方式で大量検挙」

大麻取締法違反容疑(所持)で逮捕、起訴され、検察側に懲役1年を求刑された伊勢谷被告。実は芋づる式で周辺の人間が大量検挙されることを恐れて、入手先を明かさないという見方もある。

芸能人を顧客としている売人は、たいてい他の芸能人にも薬物を売っています。売人って物凄くたくさんの顧客を抱えていますからね。もし売った人間が逮捕されたらとんでもない大ごとになります」(前出・週刊誌記者)

芋づる式で大量検挙される可能性があるというが、伊勢谷がそこまで頑なに口を閉ざす必要がどこにあるのだろうか。実はそこに深い事情が関係していた。

伊勢谷は『リバースプロジェクト』という社会貢献活動をしていますが、それを支援している経済界の大物をかばっているのではないかという話があります。伊勢谷が全身全霊をかけて携わってきた活動ですからね。今後も取り組んでいくためには協力は欠かせません。あとは、伊勢谷が懇意にしている大物政治家の息子、紅白にも出場経験がある大物ミュージシャンMも、もし伊勢谷が口を割ったら危ないんじゃないかと囁かれています」(前出・週刊誌記者)

警察としては、伊勢谷を逮捕したことで、売人をはじめより多くの薬物利用者を捕まえたかったはず。しかし、伊勢谷が黙秘し続けたことで、薬物中毒者たちを一網打尽に検挙することは難しくなってしまった。

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黙秘する黒い理由③「報復を恐れている」

伊勢谷が自分で大麻を購入していたということは、最終的にはどこかで反社会勢力と繋がる。伊勢谷に面識がなかったとしても、入手先を供述することで、警察がヤクザにまでたどり着くことが可能となるのだ。

もしこうなった時の「報復」を伊勢谷は恐れているのではないか。

その事例として、2014年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕されたミュージシャン・ASKAのケースが参考になる。

ASKAは港区内のマンションの一室で、少量の覚醒剤を所持していたとして逮捕。当初は容疑を否認していたが、取り調べが進むと次々に事実を供述。入手先についても、伊勢谷のようにひた隠しにすることなく、すべてを話した。

その結果、2014年9月には、指定暴力団住吉会で最強と言われ、歌舞伎町を拠点にする幸平一家の下部団体「大昇会」が家宅捜索を受け、幹部ら20人以上が逮捕され、組織は壊滅状態に追い込まれた。

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さらに、別の入手ルートとして、日本最大の指定暴力団山口組の2次団体「弘道会」の傘下組織の組員も、ASKAへの覚醒剤供給に関与したとして逮捕された。

ASKAが口を割ったことで次々と逮捕されていくヤクザたち。大麻を使用し、薬物関連のニュースには敏感になっていた伊勢谷もこの報道は目にしていたことだろう。

その後、ASKAが暴力的な行為を受けた形跡はないものの、収監された組員が「『懲役が終わって自分が出てきたらタマ取ったる。あいつはチンコロ(入手先をばらす)したんだから』と語っていたという当時の報道もある。ヤクザから狙われていることを自覚したASKAは警察に相談し、保護対象者になっていた。

伊勢谷はASKAのこの一連の事実を知り、報復を恐れたのかもしれない。身の危険を感じ、今さら恐怖に震えるならば、最初から大麻に手など出すべきではない。

今後の不安を抱える伊勢谷友介

大麻を使用していた事実を認め、今後の仕事や生活に不安を抱いている今の気持ちを正直に述べた俳優・伊勢谷友介被告。その一方で、入手先については黙秘を続けるなど、反省の中にも矛盾が垣間見える。

伊勢谷被告本人が言うように、応援してくれた人々やお世話になった人たちに迷惑をかけたと思うなら、なぜすべての真実を語ろうとしないのか。何を恐れて隠しているのか。伊勢谷被告に不信感が募るのは当然である。これでは芸能界復帰も難しいと言えるだろう。

どうもすっきりしない伊勢谷被告の証言。判決は今月22日に言い渡される。

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image by : Norio NAKAYAMA from saitama, japan / CC BY-SA

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