東京五輪の強行開催は避けられぬ?史上最悪の祭典を楽しむ5つの方法

 

一応言っておくが、無観客試合、この一点だけは譲れない。ただ場合によっては一部スタンドのみ日本人に開放するのはありだとは思う。世界中からやって来る観客たちがいないだけで随分と感染対策及びセキュリティー対策は楽になる筈である。これは結果として東京に来てくれるアスリートを守ることにもつながる。

さらに開催期間中のスケジュールはできるだけ縦長にした方が良い。今度のオリンピックでは33の競技が行われる予定と聞いているが、できれば1、2競技ずつやるのがベストであろう。これは競技中の選手たちをセーフティバブルで守り易くするためである。また万が一の時は被害を最小限に食い止めることもできる構えである。こんなふうに考えてみると、なかなかのものができそうな気もしてくるが、これは既得権益を持つ者には面白くない提案であろう。受け容れ難い変革であろう。

そこで元の議論に戻る。変われないなら、変えられないなら、やっぱりやめるべきなのである。故に今日の話は「もし、やるというなら…」という壮大な仮定の話という訳である。

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ここにあるエッセイが『8人ばなし』である以上、時にその内容は、右にも寄れば、左にも寄る、またその表現は、上に昇ることもあれば、下に折れることもある。そんな覚束ない足下での危うい歩みの中に、何かしらの面白味を見つけて頂けたらと思う。

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【著者】 山崎勝義 【月額】 ¥220/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎週 火曜日 発行予定

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