幸運が持続する人しない人。ラッキーな偶然を味方にする科学的思考とは

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偶然で何かが上手く行ったという経験は誰しもお持ちだと思われますが、考え方ひとつでその運を持続させることも可能なようです。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、幸運が続いているように見える人が心掛けていることを紹介しています。

偶然と計算

人生、運が良い人というのは一定数いるわけですが、その運を持続させるために必要な考え方があるんです。

それが、

 ● 運が良くて上手く行ったのか、計算して上手く行かせたのか

を峻別するということです。同じ成功でも両者は別モノなんですね。前者はたまたま上手く行っただけで、次回も同じ結果になるとは限らないわけです。

運を持続させることができる人って、そのたまたま上手く行ったことから、法則なり、テクニックなり、新たな潮流なりといった要素を見つけ出して、次回は狙って上手く行かせられるようにするんです。

そうすることで、上手く行かせられる確率、打率を高めるわけです。

ちなみに、人間の一生という長い時間軸では、運が良くて上手く行く数ってほとんど同じような数字になるはずなんですよ。だってそれは確率だから。人間であれば、一定の数は上手く行くようになっているの。

ところが成功する人、伸びる人、儲かる人というのは、そんな偶然上手く行ったことを、偶然で終わらせないんですよ。これが偶然だと分かっているから、そのまま何もしなければ、次の成功は期待できないから、この偶然から何かをキャッチしようとするわけ。

その結果、法則に気付いたり、テクニックが身に付いたりするわけです。だから次回はラクラクと、易々と上手く行かせられるわけ。

ダメな人って、偶然上手く行ったことを、偶然で終わらせちゃうんですよ。つまり、

 ■ どうせまた次も上手く行くに決まってるよ

と考えてしまって、その偶然から何も学ばないんですね。当然ですが、偶然というのは、次はいつ来るのか分からないわけで、そんなものを当てにするわけにはいかないはずなんです。が、偶然って努力とか能力と違いますから、ギャンブルで一発当てるようなものですから、当たったら気分が良くなるんですよね。

人間って努力せずに手に入れたモノって、味を占めるんですよ。どうせまた同じ偶然が来るだろうって。そんなことが何度もあるわけがないのに、ビギナーズラックは続かないってことがアタマでは分かっているのに、忘れられないモノなんですよね。

だからこの気分に浸ってしまうわけ。

ビギナーズラックって、実はこれはラックでもなんでもなくて、蟻地獄の一丁目なんですよ。最初に濡れ手で粟のように儲かっちゃうからハマっちゃうわけ。もし最初に手酷く負けたらハマることはないんですよ。

それと同じで、努力せずに偶然上手く行ってしまったビギナーズラックは、地獄の一丁目なんだと認識して、その状況に甘えちゃいけないんですよ。ここが未来への分水嶺でして、賢い人はそこを分かっているわけ。

実はここでどう振る舞うのかで、未来が大きく変わると分かっているから、あれこれ考えるわけですよ。そんな態度が、学びになるわけです。

その学びがパターン化されるから、傍から見たら幸運がずっと続いているように感じるわけです。幸運が続いているわけじゃなくて、幸運を続かせるためのアクションをちゃんとやっているというのが正しい見方なんですよ。

だから次回、偶然で上手く行ったら、このことを思い出して欲しいんですよね。そしてその機会って人間には等分でやって来ますから。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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