謝罪会見でふてくされ辞任も否定した森会長
この事態を受け、森会長は4日、東京都内で急きょ記者会見を開いて謝罪した。
「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な発言だった。深く反省している」と述べ、発言を撤回した。また「辞任するという考えはありません」と述べ、組織委員会の会長職の辞任は否定した。
続いて、記者から発言の真意を繰り返し問われると、回答は徐々に投げやりとなり、形だけの謝罪会見となった。
一方、菅義偉首相は4日の衆院予算委員会で、立憲民主党の枝野幸男代表から森会長の発言について問われると、「森会長が発言された内容の詳細は承知していない」と答弁。議場からは激しい野次が飛んだ。
Twitterの反応
これは重大なセクハラ発言。マスコミの役割は、こんな発言をしたセクハラ親父を世論で辞任に追い込むこと。https://t.co/r29SF6Q2hw
— Satoshi Nakajima (@snakajima) February 3, 2021
元々失言癖がありつつも、これまでラグビーを中心にスポーツ界の重鎮としてみんながあがめていた結果がこれ。その人の資質がどうであれ「偉い人だから」として国際的に通用しない人をトップに据える時点で、日本の組織文化にも責任がある。 #NewsPicks https://t.co/nprqdhUJAP
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) February 4, 2021
森会長の「女性が沢山入っている会議は時間かかる」発言、その中身はどうでもいい、そこに注目するほど性別にこだわりがない。問題はこのご時世で、それが揚げ足取られる発言って判断すらできない人間が人の上に立ってるってこと。周りが苦笑で聞き流しちゃうから、何が問題かも分かんないんだろうね。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) February 3, 2021
東京五輪組織員会の森会長の「コロナがどういう形だろうと必ずやる」発言を受け東京五輪開催に対し嫌悪感すら覚える。東京五輪開催により「失う命のリスク」について彼らの本音を聞いた思いである。世界中から人が集まればその分だけ変異ウィルスが大集合する。すり抜けて入ってくる事もあるだろう。
— 野口健 (@kennoguchi0821) February 3, 2021
五輪が、ひとりの男の人生に最後の花を添えるために行われることになるのは初めてじゃないか?https://t.co/wsPfc9zbqy
— 町山智浩 (@TomoMachi) February 3, 2021
森さんかわいそうにずっと夢見てきたオリンピック開催前に辞任しなきゃならなくなったね。国際社会での日本のイメージをものすごく落とすという、日本の保守の人おなじみのしぐさを置き土産に。https://t.co/DplNWDLJ13
— ono hiroshi (@hiroshimilano) February 3, 2021
きょうの森喜朗の女性蔑視発言と「何があっても五輪はやる」発言で、東京五輪の中止は事実上決定した感があるな。「森会長の発言は全く同意できない」として聖火リレーを辞退すると発表したロンブー淳の動きも大きかった。さらば東京五輪、森喜朗と共に去りぬ。
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) February 3, 2021
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※内容を一部加筆修正しました。