プロのコンサルを雇っているのにジリ貧になる会社や店の共通点

Young businessman holds his hand near ear
 

しかしながら、これまでのやり方ですっかり慣れているためそれを根本的に変えていくのは一筋縄では行かない場合だってあるかも知れません。特に現場レベルでは混乱をきたすこともあるでしょう。

ですが、経営者は勇気をもって「これまでのやり方ではもうダメだ。申し訳ないが、これからはこれでいく」ということをスタッフに明確に示す必要があるのです。

経営者自身が、今までのやり方に固執し、しがみついていくと、会社としての進化はありません。今だけ我慢していれば、いずれコロナもなくなるし、なんとかなる、なんていうのは絶対ダメです。

これまでやってきたやり方をゼロから新しいやり方に変えていく。となると、ほんとに大変なことなのは百承知です。しかし、コロナがなくなっても外部環境(市場や業界)は不変、なんてことはないのですから、それに応じ会社も変化していかなくてはならないのです。

なので、これまでこのやり方でやってきたから…では通用しません。

さらに、やり方に正解なんてありません。過去に上手く行ったから、というのも正解ではありません。現在上手くいっている、というのも正解ではありません。唯一正解といえるのは、現実の中で少しづつでも変化、進化し、時代に即していくことです。

経営者は特に「常に今のやり方を疑う」くらいでいましょう。

■今日のまとめ

「成功したやり方に固執すると先はない」

・自社の中で、今までのやり方で問題となっている点やどこかに歪みを感じるなという点をノートに書き出す
・書き出したことについて社内で話し合う
・過去の成功体験に囚われすぎていないか?社内で話し合う

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 毎週:火・木午前8:00発行※祝日の場合は翌日

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