嵐メンバーの“勝ち組、負け組”は作らない
松本潤が主演する大河ドラマだけが要因ではない。他にも嵐の活動再開を急ぐ理由がある。それは相葉雅紀だ。
嵐の活動休止後、実は一番忙しくしているのが相葉。『VS魂』『I LOVE みんなの動物園』『相葉マナブ』(テレビ朝日系)のテレビ3本、ラジオ1本のレギュラー番組を持っている。
櫻井も3本のレギュラーを抱えているが、相葉はすべて時間がかかる収録番組で、かなりのスケジュールを取られている。
だが、『相葉マナブ』は健闘しているものの、他の2番組は視聴率で苦戦。特に『VS魂』は嵐から引き継いだ番組だけに、視聴率の落ち込みが目立ってしまっている。リニューアルした『I LOVE みんなの動物園』も評判が芳しくない。
一方、同じく嵐から引き継いだ、櫻井がMCを務める『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)は視聴率二桁をキープするなど好調。
これまでは5人で目立たなかった差が、それぞれソロ活動することによって出てきてしまったのだ。
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すぐに番組が終わったり、打ち切られたりすることはないはずだが、嵐メンバーの中でも“勝ち組、負け組”のようなことが、いずれ言われるようになる。
そうなってからでは遅い。「最近人気のない●●●●を救うために活動再開したのね」と思われてしまっては、国民的スターである嵐に傷がついてしまうのだ。
メンバー間で優劣がある状態では、“5人で嵐”という形にはならない。彼らが常々公言してきたこの言葉に隙間風が吹いてしまうことは避けたい。
活動休止する前の考えでは、この先何年かは再開することはないと思っていたに違いない。しかし、いざ休止してみれば、メンバーそれぞれを取り巻く環境や状況が刻々と変化していくもの。
そうした現状を考慮しながら、嵐の活動再開は意外と早い時期にやってくるかもしれない。
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