福島第一原発で異常事態。M7.3地震後に水位低下、地震計「故障」は本当なのか?カンニング竹山の“勘違い”に批判の声も

2021.02.24
by tututu
 

福島は「フクシマ」ではない 竹山の主張に違和感

東京電力によるずさんな管理体制が明らかになる中、お笑いタレントのカンニング竹山(49)が22日、自身のツイッターで、福島県を「フクシマ」とカタカナ表記する風潮に不快感を示した。

竹山は「色々と皆さんお考えがおありとは思いますが、表記するときは、フクシマ→× 福島→〇と言う事だけは、そこだけは不快になる方もいらっしゃるので守って欲しい」と要望し「私もカタカナ表記は不快になります」と苦言を呈した。

竹山は2011年に東日本大震災が起きた直後から、プライベートで福島に現地入りするなど、20回以上も足を運び、東京電力第一原発の中にも実際に足を踏み入れた。

それだけに福島に関する思い入れは強いとみられるが、この竹山のツイートに対し、ネットでは「ちょっとそこを言うのは違うのでは?」「竹山さん何か勘違いしている」など、批判する声も上がっている。

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問題の本質は原発事故を引き起こした国と東電にある

竹山が福島県を「フクシマ」とカタカナ表記する風潮に不快感を示したことは、念頭に「ヒロシマ」の例があるからだとみられる。

確かに「広島」と表記すれば地名にすぎないが、「ヒロシマ」となると、それは“アメリカが原子爆弾を投下した場所”を指すイメージが強い。

特定の場所をカタカナ表記にすることで、その場所は見慣れた日常とは異なる特別な場所に“異化”される風潮がある。

単なる地名である「福島」も、「フクシマ」と表記されることで、原発事故が発生してしまった場所となってしまう。竹山はそう思われてしまうことを嫌ったに違いない。

ただ、それを言う前に、福島をこのようなことにしてしまった国や東京電力をまず批判すべきだろう。

歴史ある建物や風光明媚な大自然が魅力の「福島」で、原発事故を引き起こしたのは紛れもなく国や東京電力なのだ。

「危機意識の欠如」と「隠蔽体質」があると言わざるを得ない東京電力。しかし、その会社がが今も原発を稼働させている。

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福島が“異化”される根本原因を作り、その反省すらいかせていない東京電力。国民の不信感が募るのは当たり前である。

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