そして、五輪の聖火リレーも福島を出発している。しかし、この聖火リレーに対して、資金を供給する米国放送局NBCは、聖火リレーを中止するべきと論評している。
もし、再度、緊急事態宣言が発令されたら、その時、NBCなどや米国世論で五輪中止を主張されて、中止になる可能性も出てくる。米国の選手が派遣されないことになるからである。
このためかどうかは知らないが、菅首相は4月に訪米することになっているが、その日程が決まらない。菅首相は、バイデン大統領に五輪見学のための訪日を依頼するというが、米国の選手団が日本に来ないなら、五輪のための訪日はないことになる。
どうも、米国は、日本の感染状況を見ているような気がする。五輪の中止か開催かを瀬踏みしてから、菅首相に会うような気がする。
また、緊急事態宣言解除で自民党内で議論されていた4月に衆議院選挙を前倒しで行うこともできない。感染者数増加中に、選挙運動を行うことは、感染者数を増やすとして、大きな世論の反発を招くことになる。
さあ、どうなりますか?
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