遊び感覚でOK。小学校入学前に覚えると算数嫌いにならない事は?

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小学校入学を控えたお子さんをもつ親にとって不安なのは、我が子が初めて経験する「勉強」につまずかないか否か、ではないでしょうか。そんな方に有用なアドバイスをくださるのは、無料メルマガ『親も子供も一緒に伸びていく』著者の高久手はるかさん。高久手さんは今回、小学校入学前に済ませておくと算数のスタートが苦でなくなる取り組みを紹介。親子で遊びのようにできる上、その効果は抜群のようです。

小学校入学までにやっておくと算数のスタートが楽になること

あと少しで小学校の入学式というご家庭では、新1年生がランドセルを背負ったり、下ろしたりしているのでは?

お母さんやお父さんは準備品や、当日の服装選びにこちらも忙しいのではないでしょうか?

この時期に「合わせて10になる組み合わせ」をやっておくと、算数のスタートが楽になりますよ。1と9、2と8、3と7、4と6、5と5の5種類です。

なぜ「合わせて10になる組み合わせ」をやっておくと良いのでしょうか?

小学1年生の算数の山場、繰り上がりと繰り下がりの計算がやり易くなるんです。
そして、「サクランボ計算」で数を分割するときにも役立ちます。

大人は苦もなくできることでも、子どもは初めての考え方です。出来なくはないけれど、時間がかかりすぎると、それだけで焦ってしまうとか、自分は算数が苦手なんだと思ってしまう子もいます。

ちょっとだけ早目に、時間に余裕をもって始めて、組み合わせを覚えることに取り組んでみませんか?特別な道具はいりませんが、できればシンプルな色や形の物を使ってやるといいと思います。

例えば、牛乳パックを洗って乾かして、500円硬貨くらいの大きさに切ったものを、できれば20~30枚用意しましょう。最初は「合わせて10になる組み合わせ」に使いますが、引き算の繰り下がりでのサクランボ計算にも使う場合は、多目にあると便利ですよ。これならお金もかかりませんし、大きさも子どもの指先で扱いやすいと思います。

あとは、お風呂の中で一緒に口に出してやってみましょう。九九のようにスラスラと言えるのを目標に!

image by: Shutterstock.com

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【著者】 高久手はるか 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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