いま日本政府が取るべき政策は、限られたワクチンを誰に優先的に接種するかをいま一度議論することだ。65歳以上にこだわっていては感染拡大を防げない。
クラスターが発生しているところはどこか。それは福祉施設である。医療関係者の優先接種と同時に、いまからでも介護や福祉の現場で働いている方々に優先的にワクチンを接種すべきである。介護や福祉の現場でのクラスター発生率が高いことを考慮すると当然の措置である。
そして、東京や大阪の感染状況が収まらない限り結局、コロナは収まらない。2大都市で緊急事態宣言が出されていれば、田舎の果てまで影響する。
そのことを我々は身をもって知っている。経済はすべて東京や大阪を中心に回っているからだ。批判があるかもしれないが、ワクチンを都市部へ傾斜配分する決断も必要だ。
さらにいまからワクチンパスポートの議論もすべきである。
ハンコ問題なんて、いまはどうでもよい。
河野太郎大臣はいまこそ力を発揮してほしい。
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