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竹野内豊が木村拓哉に完敗。『イチケイのカラス』HEROっぽさで高視聴率、その裏でNG連発の“老化現象”に共演者総スカン

俳優の竹野内豊(50)が主演するドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)が高視聴率をキープしている。月9ドラマで竹野内が主演を務めるのは、2010年に放送された『流れ星』以来11年ぶり。月9は『ロングバケーション』、『ビーチボーイズ』と竹野内にとって人気俳優となる道筋を作った枠だけに、また新たなスプリングボードとなってくれそうだ。

竹野内豊主演ドラマ『イチケイのカラス』が絶好調

同作は竹野内が演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおと、彼に振り回されながらも真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍を描くリーガルドラマ。みちおは冤罪を生むことの無いよう自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていく。

初回視聴率12.4%と好スタートを切ると、その後も常に12%前後をキープ。今回の春ドラマの中では阿部寛主演『ドラゴン桜』(TBS系)に次ぐ高視聴率を獲得している。

ドラマの放送が開始される前、「視聴率は良くないかも」と心配していた竹野内だが、その予想を大きく裏切るような結果となっている。

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竹野内豊を悩ます“老化現象”に現場は大混乱?

このまま順調に進めば、50代を迎えた竹野内の新たな代表作となりそうな作品だが、その好調さとは裏腹に現場ではある悲劇が起きていた。

今回、竹野内が演じているのは刑事裁判官ということもあり、セリフは法律用語だらけ。

刑事ドラマのような派手なアクションがあるわけではなく、動きは極端に少ない。一方で法廷シーンがメインとなり、とにかくセリフが長い。

もともとセリフ覚えが悪い竹野内はNGを連発。本番中も嚙み嚙みで何度も撮影をストップさせ、収録時間は長引くのが当たり前になってしまった。

日刊大衆によると、撮影スケジュールに支障をきたす恐れが出てきたため、本来は竹野内のセリフだった部分を大幅にカット。そのせいで、共演者の黒木華(31)や小日向文世(67)のセリフがものすごく増えてしまったという。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「ワイルド俳優の代表格の竹野内さんも気付けば50歳。もう立派な中年俳優です。黒々としたひげが印象的ですが、実際には白い部分がとても多く、テレビに出演する際は白髪のひげをメイクさんに隠してもらっているそうです。老眼も進行しているようで、かなりの老いを感じているといいます。もしかしたらセリフ覚えが悪いのも年齢的なことかもしれません」

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撮影は11月にスタートし、ドラマが始まる頃にはすでにクランクアップ。セリフを削られてしまった竹野内は、後半になるにつれてやや口数が少ないキャラクターになってしまったようだ。

木村拓哉『HERO』に寄せたことが最大の勝因

竹野内豊が主演する月9ドラマ『イチケイのカラス』。原作は浅見理都による同名漫画だが、ドラマでは原作者了承のもと大胆にアレンジされている。なぜならあの大ヒットドラマが念頭にあったからだ。

それは木村拓哉主演で一大ブームを巻き起こした『HERO』。

『イチケイのカラス』の初回放送後には「HEROの裁判官バージョン」「キムタクと松たか子が竹野内豊と黒木華に変わっただけ」などと揶揄されたが、それこそがフジテレビの狙いだという。

「最近のドラマは謎が謎を呼ぶようなストーリーだったり、伏線を張り巡らせて回収していく展開だったりというものが流行りです。それがハマった時は強いですが、一度離脱されてしまうと視聴者が戻ってくることはありません。その点、1話完結ものはたとえ見逃したとしても関係がない。このドラマは『HERO』と同じ作り方です」(前出・芸能記者)

確かに続きものは視聴者も考えながら見なければならず疲れてしまう。その点、1話完結であれば難しい見方をする必要はなく、気軽に楽しむことができる。

「キムタクが再び『HERO』をやることはないでしょう。でも、『HERO』のようなドラマを見たいという声も多いようです。一方、若い世代からすれば『HERO』を知らないので、新しタイプのドラマに感じます。その狙いが今回うまくハマったといえるでしょう」(前出・芸能記者)

2001年1月期に放送された『HERO』(第1期)の平均視聴率は34.3%。時代が違うため単純比較はできないが、それに比べれば『イチケイのカラス』は半分にも満たない。

しかし、『HERO』の要素を“敢えて”取り入れたことで、今クールのドラマとして成功していることだけは確かだ。

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20代女性も虜にする竹野内豊のワイルドさ

『イチケイのカラス』の成功要因はそれだけではない。やはり竹野内豊を主演に添えたことも大きいといえるだろう。

「40代以上であれば、『ビーチボーイズ』などの印象が強いので、ワイルドな俳優=竹野内豊というイメージがあります。しかし、20代など若い世代からすれば竹野内さんのことをまったく知りません。彼女たちにとってみれば、“あのワイルドなおじさん誰?”となるわけです」(前出・芸能記者)

今の20~30代の俳優はみんなスマートな印象で、野性的な魅力やワイルドさを全面に押し出すような人物は皆無といってよい。

永久脱毛をしたり、女性顔負けのメイクをしたりと中性的な男性が主流で、どちらかというとワイルドとは真逆のイメージが強い。

それゆえ、若い世代からしてみれば、竹野内豊のような野性味あふれる男性は新鮮に映り、「あのおじさんかっこいい」となるようだ。

「50歳になった竹野内さんですが、見た目はワイルドさもそのままで、20年前とあまり変わっていません。今回のドラマ出演を機に、ファン層が広がったといえるのではないでしょうか」(前出・芸能記者)

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ワイルドな俳優で検索すれば、未だに上位にランキングされる竹野内豊。その唯一無二の存在でこれからも多くの女性たちを惹き付けていきそうだ。

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image by : 竹野内豊オフィシャルサイト

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