恋愛相談1万件超えのプロが教える「言葉にするとモテなくなる」コトって?

 

雰囲気が悪いときの盛り上げ方

こんな事例もありました。お付き合いしている2人で、最近なんとなく雰囲気が悪い……。こういうときに「もしかして、キライになっちゃった?」と聞いてしまうのです。質問する側としては、「そんなことないよ」と言って欲しくて聞くのですが、期待する返事が返ってくることは、あまりありません。

「キライになっちゃった?」「気持ちが冷めちゃった?」というのも、自分が口に出していってしまうことで、「ああ、実は……」と相手に言わせてしまう(意識させてしまう)キッカケになるのです。

※ 2021年現在、こういった話を「そんなことないよ、と言って欲しい質問をしないこと」とお伝えしています。お相手にマイナスの感情(不安や不満)をぶつけて、それを否定してもらうことで安心を得ようとするこの行動は、面倒くさい行動の典型例です。お相手に大変嫌な思いをさせてしまい、繰り返すことで破局に繋がってしまいます。

こういうとき、「盛り上げるためにどうしたら?」というよりも、まず「やらない方が良いこと」があります。上記の「マイナス思考を口にすること(そんなことないよ、と言って欲しい質問をしてしまうこと)」。そして「話がある、話がしたい」と言って、解決の場を持とうとすることです。

自分は「解決の場」を用意するつもりなのですが、およそこういった場合は、「別れの場」として説得されてしまう可能性の方が高いです。男女交際は話し合ってするものではありません。ゆえに、話し合いでは解決できないのです。互いが一緒にいたいと思って、はじめて成立するものなのです。

また、「状況を良くしよう」として、会い続けることもお勧めできません。盛り上げよう、自分のモヤモヤした気持ちをスッキリさせたい!とデートを企画して、臨むのですが……上手くいかずに「どんより」した空気になってしまい、望む結果にならないのです。

そして、望む結果ではないので、また次のデートをセットする。しかし、そこでも同じ失敗をして「会うごとに雰囲気が悪くなっていく」のです。これを繰り返してしまうと、かなり厳しくなってしまいます。

では、どうしたらいいのか。まずは無理に会おうとしないこと。そして会うことになった際には、「会って良かった、楽しかった」と思ってもらうことです。この1点に尽きます(これが先程の「互いが一緒にいたいと思う」という話に繋がります)。

そうなるためには、「誰がやっても楽しいこと、面白いことを一緒にする」と良いです。例えば、野球観戦、コンサート、遊園地、お相手が観たい映画や好きなゲームなど。お相手の趣味を優先すれば、待ち合わせでテンションが低くても、ご機嫌になってくれることがあります(僕自身、実践済み・笑)。

そして、できる限りの「ありがとう法」を頑張って、ゴハンを食べて「今日は楽しかったね!またね(^^)」と言うことができれば、お相手は「行こうかどうしようか悩んだけど、行ってよかったな」と思ってくれやすいのです。すると、その次はより良い雰囲気で会うことができるのです。ありがとう法はこちら。

究極の恋愛術、「ありがとう法」

…………。

言葉には、不思議な力があります。だから、言葉にすると良いこと、言葉にしない方が良いことがあるのです。最後に、もうひとつマーチン占い!

「あなたは、今、とても欲しいものがありますね?」

それをぜひ、「前向きに」言葉にしてみてくださいね。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 恋愛相談師マーチン 【発行周期】 月1~2回発行

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