水谷＆伊藤ペア卓球「金」に台湾も歓喜！現地の声まとめ 福原愛には賛否両論!? 中国選手の号泣謝罪に同情の声も

開会式でNHKアナの「台湾です」に台湾ネットが歓喜

台湾が今回の五輪で盛り上がりを見せているのは、日本が中国との「代理戦争」に勝ったことだけではない。「チャイニーズ・タイペイ」という屈辱的な名前で五輪出場を余儀なくされている台湾にとって、大きな喜びを与えたのが、23日の開会式で台湾の選手団が入場する際の「呼び名」だ。

会場のアナウンスこそ「チャイニーズ・タイペイ」のままだったが、日本のNHKで生放送された際、和久田麻由子アナウンサーが読み上げたのは「台湾です」の一言だった。中国との関係に配慮した呼び名ではなく、NHKのアナウンサーが「台湾」という言葉を口にしたことで、台湾のネット掲示板「PTT」では歓喜の声があがったようだ。

スレッド● [爆卦] 台灣です

jojobret: 感謝日本 台日友好
→日本に感謝　台日友好

kphuang: 台湾です！

klm619: た行出現就是TAIWAN啊
→た行の時に出てきたんだから台湾だよ

LaplaceDemon: 謝謝日本
→ありがとう日本

一方、中国は…選手“号泣謝罪”に同情、コーチに批判の声も

台湾、日本の双方で盛り上がっている東京五輪と卓球だが、敗北を喫した当の中国はどうなのだろうか？

それまで五輪の卓球「金メダル」といえば、中国が独占すると相場が決まっていた訳だが、「金を逃した」今回の敗北を中国ではどのように受け止めているのか気になるところだ。

中国メディアの中国新聞網は26日、卓球で「初めて金メダルを逃した」と複数の記事で報じ、国民もショックを隠しきれないようである。

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敗北した中国側の代表、劉詩雯選手（30）は、試合後に取材したテレビカメラの前で号泣して謝罪したと伝えられ、これには中国国民も同情している様子。ネットも同情の声が多いようだ。

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しかし、中国の一部ネット上ではコーチを責める声や水谷選手の「メガネ」を怪しむなど「斜め上」の意見も出ているとか。いずれにしても「金」を独占してきた“お家芸”である卓球での敗北は、今後も中国で波紋を拡げそうだ。

始まったばかりの東京五輪で早くも大きな話題となった「卓球混合ダブルス」の金メダル獲得。波乱はまだまだ続きそうだ。

image by : Mondial_Ping_-_Men’s_Doubles_-_Semifinals_-_46.jpg: Pierre-Yves Beaudouinderivative work: Pyb, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons / Extracted and retouched by バルバルディ; Original photo byXIAOYU TANG, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons