お店は兵庫県神戸市にあるのですが、海を隔てた淡路島や大阪など、遠くからわざわざ足を運ぶ人もいます。深夜に開いているからという理由ではなく、店主と話をするために来ているのかもしれません。
経営危機を脱するために深夜営業を始めたら、お客さまとのより親密な関係が生まれ、経営の安定へと繋がった事例です。深夜営業という戦術は、従来なら大手チェーン店が行うものでしたが、個人商店にもその波がやって来そうです。そうしなければ、生き残れないのです。
歯科医院や動物病院などでも、深夜営業となっているところはあります。深夜に需要があることは間違いないので、今後も増えるはずです。また、増えて欲しいと望む人も多くいます。スーパーやコンビニでは、24時間営業を見直すところも出てきていますが、世の中は必要としているのです。
数は少なくとも、そうしたお客さまがいることを忘れてはなりません。
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