茂木敏充、致命的な欠点は“パワハラ”。頭脳明晰&能力抜群も問題だらけの人間性、官僚への逆ギレが得意な新幹事長

2021.11.05
by tututu
 

旧竹下派で茂木氏が会長になれないワケ

頭脳明晰で政治手腕も抜群だとされる、自民党の茂木敏充新幹事長。官僚に対する当たりの強さから、「部下にはしたいけど、上司にはしたくない」人として、永田町界隈では知られているという。

そんな茂木氏の人間性を知るには、所属する平成研(旧竹下派)のポジションを見ればよくわかる。

派閥の会長であった竹下亘氏が今年9月に亡くなり、2カ月近く経つものの、ナンバー2と目される茂木氏の肩書は未だに会長代行のまま。実は引退しても派内に大きな影響力を持つ、「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄・元官房長官)と折り合いが悪いのだ。

「2人は犬猿の仲と言われています。というのも、青木さんが茂木さんのことをあまり信用していないのです。青木さんの目の黒いうちは茂木さんが領袖の座に収まることはないとすら言われてきました。派閥を裏で牛耳っているのは青木さんです。青木さんは小渕優子さんに後を継がせたいと考えているようです」(同・政治記者)

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そんな旧竹下派でのライバルは加藤勝信氏。コロナ禍の安倍政権では厚生労働大臣、菅政権では官房長官を務めた実力者だ。

加藤氏が2018年に党三役である自民党の総務会長に就任した際、茂木氏は機嫌を悪くし、職員に当たり散らしていたという話もある。

だが、今回茂木氏が幹事長に選ばれたことで、旧竹下派内も一気に情勢が変わる可能性がある。茂木氏はどのような辣腕を発揮するのだろうか。

総理大臣の座を意識して茂木氏は変わりつつある?

人を見下しがちで、キレやすいパワハラ気質が問題視されている茂木氏。

しかし、ここ最近はこれまでの行動を反省したのか、派閥の若手の面倒を少しは見るようになったといい、田崎氏も「外務大臣になって変わってきた」と語った。

「本人も自分のいたらなさを十分に認識されて、直さなきゃいけないと思って努力されてる。それで完全に直りきったかというとそうでもないという話を聞くんだけど、今努力中」と伝え、どうやら変わろうとはしているようだ。

茂木氏は政策通なだけでなく、安倍晋三元首相や麻生太郎副総裁との関係も良好だといい、その辺りを評価され岸田首相が幹事長に抜擢した。

まさに茂木氏は「上には弱く、下には強い」という典型的な人柄なのだろう。

茂木氏が最終的に狙っているのは、派閥の会長の座でなく、内閣総理大臣の椅子。それを実現するために、幹事長は喉から手が出るほど欲しかったに違いない。

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ある意味、総理のレールに乗ったともいえる茂木氏。しかし、パワハラ気質を直さなければ、甘利氏のようにあっという間にその座から滑り落ちてしまう。今後の茂木氏の動向に注目だ。

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