プロが教える、忘年会や新年会でスピーチを盛り上げる3つの技とは?

 

基本は、先ほども示した通り。

・話し手の姿が、すべての参加者に見える位置で話すこと

こちらは、円卓などのお席で注意したいですね。あえて振り返らないと見えない、というお席だと、姿勢が辛くなる方もいるでしょう。

また、フィルムがあったり、建物の柱があったりなど、物理的ノイズも多いかもしれません。

実際に席に座ってみて、話し手がいる方向を確認するのが良いですね。

・話し手の顔が暗くならず、よく見える照明にすること

スライド投影をして行う場合、スクリーンだけが明るくて、話す人の顔は暗がりにある、そんな設定を多く見かけます。

聞く人は話し手の顔を見ながら聞けるのが一番伝わりやすいです。とくに、大切なお客様がスピーカーとして登場される際、お顔が暗くなるのは、ご挨拶の席では台無しに。ぜひ、スポットライトなどをご用意されるとよいです。

・声が全員に、隅々まで届くようにすること

マイクがあれば大丈夫、と思いがちですが、マイクを口元から遠く離してしまう方もいらっしゃいます。また、簡易な音響設備だと、音が途切れたり、ノイズが発生することも。事前の準備を怠らないことが大切です。

マイクの使い回しの際は、いちいち消毒をする。消毒をする人も手袋をつけるなど、やりすぎくらいの対策が必要でしょう。

そしてそして、この3つは、本当に最低限であり、実際には他に様々なことが起こります。

私の過去~最近の体験を交えて、リアルに「場作りの重要性」をお伝えして参りますね。

ぜひぜひ、スピーチする方、そして会を運営する方、みなさんで「場作り」に気を配り、せっかくのイベントを良いものにしてください。

そして、今この時期、何よりも、安全安心を第一優先に!

「話すこと」「聞くこと」「言葉にすること」が学べる森裕喜子さんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

image by: Shutterstock.com

森裕喜子この著者の記事一覧

清泉女子大学英文学科卒後、大手印刷関連会社で勤務。その後、ジャズボーカリストの夢を叶えるが、挫折。外資製薬会社に転職しマーケティング部でハードな業務に取り組む中、外国人のスピーチやプレゼンに多く触れ、日本人リーダーの発信力向上の必要性を痛感。30年以上に渡る声の経験にマーケティング、イメージコンサルティング、コーチング、リーダーシップ各論を掛け合わせ、2011年「ボイスイメージ®コンサルティング(VIC)」メソッドを開発して独立。業務で聞いたクライアントのスピーチプレゼンの数は1万回以上(延べ数)。顧客の可能性を引き出すスパルタトレーニング、わかりやすい理論と分析、柔軟に対応できるコンサルティングを得意とする。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」 』

【著者】 森裕喜子 【月額】 ¥770/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎月 22日発行予定

print
いま読まれてます

  • プロが教える、忘年会や新年会でスピーチを盛り上げる3つの技とは?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け