基本は、先ほども示した通り。
・話し手の姿が、すべての参加者に見える位置で話すこと
こちらは、円卓などのお席で注意したいですね。あえて振り返らないと見えない、というお席だと、姿勢が辛くなる方もいるでしょう。
また、フィルムがあったり、建物の柱があったりなど、物理的ノイズも多いかもしれません。
実際に席に座ってみて、話し手がいる方向を確認するのが良いですね。
・話し手の顔が暗くならず、よく見える照明にすること
スライド投影をして行う場合、スクリーンだけが明るくて、話す人の顔は暗がりにある、そんな設定を多く見かけます。
聞く人は話し手の顔を見ながら聞けるのが一番伝わりやすいです。とくに、大切なお客様がスピーカーとして登場される際、お顔が暗くなるのは、ご挨拶の席では台無しに。ぜひ、スポットライトなどをご用意されるとよいです。
・声が全員に、隅々まで届くようにすること
マイクがあれば大丈夫、と思いがちですが、マイクを口元から遠く離してしまう方もいらっしゃいます。また、簡易な音響設備だと、音が途切れたり、ノイズが発生することも。事前の準備を怠らないことが大切です。
マイクの使い回しの際は、いちいち消毒をする。消毒をする人も手袋をつけるなど、やりすぎくらいの対策が必要でしょう。
そしてそして、この3つは、本当に最低限であり、実際には他に様々なことが起こります。
私の過去~最近の体験を交えて、リアルに「場作りの重要性」をお伝えして参りますね。
ぜひぜひ、スピーチする方、そして会を運営する方、みなさんで「場作り」に気を配り、せっかくのイベントを良いものにしてください。
そして、今この時期、何よりも、安全安心を第一優先に!
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