「タニモク」の進め方
これは何かと言うと、自分の1年の目標や自分が何をやるべきか?を無責任に他人に決めてもらうことです。「日産の会議方式」と同じで、やることは簡単です。
1.まず、3、4人集まる。集まった中で、自分の状況を簡単に説明する
自己紹介、経歴、最近取り組んでいる仕事、プライベート、その他自分が注力することなどを説明する。5分とか時間を決めて短くやる。
2.1.の説明に対して、他の人から本人に質問をする
今年どうしたいのか?など目標を聞いてはいけない。あくまで聞くのは状況だけ。状況を聞いて、自分たちも同じ前提条件を理解する。
3.他の人が(A4 1枚で)「私があなただったらこうしますよ」と、本人の目標を黙々と書く
4.「僕があなただったらこういうことをやります」と本人にプレゼンをして、質疑応答をして、3人回す。本人はみんなの目標を聞いて、「僕はこうやりたいと思います」と言う
意外と自分には、経路依存(自分がこちらから歩んでいたから、こっちに歩まないといけない)という囚われがあります。
一回こういうふうに当事者を外して、無責任に「あなたの立場だったら、俺はこうする」みたいなことをやってみると、自分の目標が見えてくるということです。
というわけで
自分の目標を敢えて自分から語らずに他の人にやってもらうと、意外と自分というものの先が見えてくるよという「タニモク」のお話でした。
■参考リンク
他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」
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