割り切れない会社員は失格。結局、人事は上司の好き嫌いで決まる

 

私のサラリーマン時代を思い返しても、何人もの上司が部下に対して、好き嫌いの感情を持っていて、それが評価と連動しているということに気付きました。もちろんそれをあからさまにはしないんですが、それでも事ある毎に、顔色とか態度に表れるんですよ。

それが理由で波風が立って、私が巻き込まれるのが嫌だったので、その当事者のところに行って、仲裁の労を執ろうとしたこともありますが、多くの場合、本人は自分が嫌われていることや、その理由について心当たりが無かったりするんですよね。

ですから本人の態度が改まることはなく、次の人事異動の季節には役職を外されてしまい、それが理由でその人は転職を決意することになるんですけどね。私も最後は、新しく来た社長に同じように嫌われまして、同じように退職を決意することになったんですけどね。

これはお互いの相性というのがあるので、どう振る舞ってもダメな時にはダメな結果になるんです。でも、相手が自分をどのように感じているのかについては、敏感になっておく必要があるんです。

相手つまり上司筋の人が、自分のことを嫌っていると理解していたら、それに対処するか、嫌われた結果起こることを覚悟することができますよね。

私は怪しい系をやっているので、そういうのに非常に敏感になりまして、かなり早い時期にそのことを感じていました。

そこで何度か関係を改善するような手を打って、そこそこ良くなった時もあるんですが、キライという感情は根が深いんですよ。

そうなったらもう、覚悟をするという選択肢を取るしかなくて、私は会社を辞めることになる4ヶ月前から、本気で起業することを考えるようになりましたから。

そうしたら案の定、会社を辞めることになるイベントが起こったんですが、その時にはもう準備が整っていましたから、青天の霹靂みたいな感じはなくて、来るべき時が来たって思えました。

特に外資だと上司が人事権を完全に持っているので、嫌われた時の強権発動は非常にあっさりと断行されるんですね。この大元が、実は好き嫌いによるものだということは、サラリーマンとして働く全ての人は理解しておくべきだと思いますよ。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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