画廊が好きな人は特に注意。絵画を売りつける悪徳商法の一部始終

 

そのおばはんから50万円近くする絵画をしつこく勧められ、繰り返し繰り返し、絵について、作者について話を聞かされた。

絵を買う気がないことを伝えると、今度は安っぽいグッズの様なものを売り付けようとしてきた。断っても断っても、次々と商品を替えて、何とか売り付けようとしてくる。帰ろうとしても、簡単には帰してくれない。

店内で大声で怒鳴るのも大人気ないと思い躊躇した。結局、その店で売られている絵が片面に印刷されたショボいメガネ拭きを買って店を出た。

休日で少し浮かれていたこともあり、銀座でこのような悪徳商法に遭うとは想定していなかったこともあって油断していた。

そして、そんな絵画商法に引っかかった自分に腹が立った。

被害は大したことはないが(これは不幸中の幸いであった)、それでも腹が立ち、せっかくの楽しい休日を台無しにされた。

もし、その場に竈門炭治郎(かまどたんじろう)がいたならば、このばばあから放たれる醜悪な臭いによって、すぐに詐欺と気付くだろう。そこまで鼻の利かない我々は、とにかく油断せず、自己防衛に努めるしかない。

皆さんにも是非、“絵画商法”という悪徳商法があることを知ってもらいたくて、そして、絶対に引っかかって欲しくなくて、今回、このような記事を書きました。

自分のマヌケさを皆さんに晒すのは決して気持ちの良いものではありませんが、これが多少なりとも皆さんのお役に立てばと思っています。

※ 参考:「絵画商法」(ウィキペディア)

image by: Shutterstock.com

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【著者】 飯田 弘和 【発行周期】 週刊

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