密室で行われる選考。五輪選手団ユニフォームという利権ビジネス

 

編集後記「締めの都々逸」

「他人のことより 自分の文化 日本の足で 歩む道」

「西欧に追いつき追い越せ」という目標を達成した後、日本は目標を失っているように見えます。

ナンバーワンからオンリーワンへ。既に、日本はオンリーワンですが、それをもっと強調してもいいのではないか、と思っています。世界もそれを期待しているのではないか。

エコノミックアニマルと呼ばれていた高度経済成長時代、日本は世界の嫌われ者でした。バブル崩壊後、低成長時代になって、日本の評判は上がりました。だから、もう経済成長の目標は立てにくい。

中国は世界の工場で世界第1位の生産量を誇る商品が数多く存在しますが、日本はオンリーワンの数を競ったら良いのではないか、と思います。

そういう意味では、経済からアートへ。漫画も映画も音楽も小説も大切です。日本が独自の翻訳AIを開発して、日本語のコンテンツをどんどん翻訳して、海外に発信するプロジェクトも良いかもしれません。(坂口昌章)

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image by: Florian Froschmayer / Shutterstock.com

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