これに関し「国民の力」のイ・ヨン議員は、「投票用紙の運搬方法は臨時封筒一枚ごとに投票箱まで運搬するのが原則」とし「（ところが）なぜショッピングバッグやかご、宅配ボックスに保管したのか」という抗議に対し、キム・セファン中央選挙管理委員会事務総長が「感染者が想定外に多く押し寄せ、業務を一度に遂行するために実務者チームの便宜のために行ったことだ」と答えたと、憤慨しながら語る。
これに対しイ・ヨン議員は「話にもならない説明」とし、「有権者の大切な票一つ一つをどのように運ぶのか、また投票箱に入れるのかを現場で（投票事務員）個人個人の意思によって進行したということは、選管委の現場管理能力がゼロだったことを示すものであり、マニュアルが準備されていなかったのか」と口を尖らせた。
これらと関連して5日までに発見された問題点に対して（「国民の力」は）、是正措置を要求している。第一に、現場で発生したすべての問題に対する実態調査報告書を、6日までに「国民の力」に提出しなければならない。第二に、関連事項に対して国民向けの謝罪を選管委がしなければならない。第三に、直接投票権を保障するために、どのような案内（対策）を本投票日（3月9日）に実施するのか、その代案を6日中に提出しなければならない。これらの答えを6日に聞いてチェックするとしている。
こんな杜撰な投票が許されるのだろうか。いくら感染者や隔離者の投票とはいっても、記入した票を自分で投票箱に入れることができずに選管の担当者がいちいち預かってその人が入れるとは。その間にいくらでも「すり替え」ができてしまう構図になっている。第一、「李在明」と事前に記票された票が存在しているだけでも大問題だし、そんなものがすでに3件以上あるということは、どれほど存在しているのかもわからないわけだ。3票とか10票とかで尹錫悦（ユン・ソンヨル）が負けるとは思えないけれど、こんな「すり替え」票が1枚だけでもすでに存在していること自体が大問題だ。
（無料メルマガ『キムチパワー』2022年3月6日号より一部抜粋）
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