福島県沖で16日午後11時36分頃、最大震度6強を観測する地震が発生した。17日の気象庁発表によると、震源の深さは57km、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.4と推定されるという。この地震で数人の死者が出たほか、100人以上のけが人が報告されている。発生当時、太平洋側では津波注意報も発令された。

気象庁HPより
あの東日本大震災発生から11周年を迎えた3月11日からわずか5日後の地震発生に、あの日を思い出した方も多いのではないだろうか。現に、16日夜の震源は東日本大震災の震源に近く、M7.4以上の地震は2011年3月11日15:15のM7.6発生以来11年ぶりだからだ。
今回の地震発生前に、その「予兆」は何も起きていなかったのだろうか? というのも、江戸の昔から、巨大地震発生前には「宏観現象」といって、地震発生前にさまざまな前兆現象が発生していることがわかっている。例えば、地震発生前に磁石の磁力が弱まったことをヒントに作られた地震計など、江戸から伝わる「宏観現象」はいくつも存在している。また、カラスの異常な騒ぎ方なども宏観現象として知られている。
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自主隔離中。冷蔵庫の扉にくっ付いてる磁石付きのシートが落ちてビックリ‼️
初心者マーク。
何かの暗示? 自然に落ちる?— 工房DWS (@noname30ja) March 15, 2022
カラスめっちゃ泣いてる…
夜に鳴くんやっけ??
明日地震来なきゃいいけど、、、— ごくごく普通のグンマーの軌跡ゆーき (@yuki1021ohisama) March 15, 2022
3.11前に観測されていた井戸水の異常。今回の地震前に「雲」の異変報告も