以前より、井戸水や地下水の水位の変化も地震の前兆現象の一つとして注目されている。あの3.11が発生する約20日前と2日前、ツイッターには岩手県内で以下のようなツイートが投稿されていた。
なぜだろう、最近養殖場の井戸水の水位が上がってきました。これはもっと汲んでちょうだいってことかな。三陸は地震の巣なので要注意。
— 富水春 (@husuisyun) February 21, 2011
釜石キャビア異常なし。やっぱり、井戸の水位上昇が関係あったのだろうか。。。昨日から大幅な水位の低下してたので、なにか有ると思っていた。#iwate #kamaishi
— 富水春 (@husuisyun) March 9, 2011
また、よく報告されるのが、今まで見たことのないような雲の発生。今回も地震発生前に、おかしな雲を発見したというツイートが複数投稿されていた。地震との因果関係は不明だが、本当にこうした雲の発生は地震と無関係と言い切れるのだろうか?
栃木県宇都宮市から東方向に向かってたった今撮影。
ワッフル上の雲と
横並の連続した雲が出ています。
地震雲の可能性。
関東近県での地震に注意です。 pic.twitter.com/NeHUyuyYid— IH-Soyin-UK (@kookoo163) March 15, 2022
地震雲現れる‼️ pic.twitter.com/CRYtf03Ops
— 齋臥 (@saiga119) March 15, 2022
なんか #地震雲 出てる⁉️ 何事もなけれはいいけど、、、 pic.twitter.com/SIbUdXYseZ
— ウエスト@柏馬鹿⚽️ (@west_reysolsapo) March 14, 2022
ところでなんか地震雲?みたいなの出てる〜違うよね?こわ〜 pic.twitter.com/6qBNwE4rAk
— あまね❄️4m2y (@rio_amn) March 14, 2022
気象庁は16日未明の会見で、向こう1週間は最大震度6強程度の余震に注意するよう呼びかけた。今後、どのような異常現象が起きているか、身近な異変を観察しておく必要がありそうだ。
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備えあれば憂いなし
気象庁などの公的機関の情報を参考にするのはもちろん、地震の予知に関する研究を続けている機関の発行するメールマガジンを購読することも、防災に繋がる準備の一つ。避難経路の確認、防災グッズの準備、そして地震メルマガの購読などで事前に情報を得ておくことは、来るべき巨大地震への備えになるだろう。今一度、改めて身の回りの「防災準備」をチェックしてみることをオススメしたい。日本の地殻変動はまだ始まったばかりだ。
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image by: ETOPO1, Global Relief Model / public domain