広瀬アリス、“ジャニーズと熱愛”でも爆売れの謎。大倉忠義は事務所黙認?春ドラマで異例の2本同時主演できたワケ

 

掛け持ちがスタンダードに?“オイシイ”ギャラ事情

確かに女優で調べてみると、ほとんど前例は見当たらないように思います。これについてベテラン芸能マネージャーは“女優は露出を多くすると使い減りするから…”と教えてくれました。

ひっきりなしにテレビに出ていると、あっという間に飽きられてしまう…というのです。男優のみの特別ルールだった“掛け持ち”主演が、今後好感度の高い人気女優を中心に増えてくるのでは…とも話してくれました。

これまで人気女優のドラマ・スケジュールに関しては、テレビ局は所属事務所にオファーを出して行儀良く順番待ちをするのが通例となっていました。

でもこれからは“棲み分け”さえしっかりしていれば、同じクールに同時主演することも常識になってくるだろう…と、ベテラン・マネージャー以外の関係者から聞きました。

物理的には収録スケジュールを前倒しすればいいだけの話で、女優の身体的負担もそれ程大きくはないだろう…と見ているようです。

上手にスケジュール管理が出来れば、芸能プロダクションとしても1クールで2本分のギャランティが保証されるわけですから、ビジネス的にも“オイシイ流行”と言えるわけです。

ただ視聴者は、キャスティングの一極集中となるわけですから、余程人気があるか芝居が上手かでないと“もうお腹いっぱい…〇〇は見たくない”とならないでしょうか。好感度が高いからといってほぼほぼ毎日のように顔をみていたら“もういいや…”となりませんか?

ちょっと前に西島秀俊がドラマや映画、CMで“どこを切っても金太郎飴”状態でしたよね。アカデミー賞ノミネート作品の主演男優をもってしても“出すぎ”とか“もう飽きた”とSNSでは囁かれていたものです。

好感度が高ければCM契約数も多いわけですから、広瀬のドラマの合間に入るCMにも広瀬出演のフィルムが流れることになるでしょう。

シリアスな演技で綺麗な涙を流していた女優さんが、いきなりCMで大口開けて大笑いなんて映像を立て続けに見せられる視聴者もドラマのストーリーに没頭できませんよね…。

広瀬が“もういいや。しばらく顔を見たくない…お腹いっぱい…”とならない事を願うばかりです。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by : 広瀬アリス 公式サイト

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