元タレントの木下優樹菜(34)さんが3月17日に発売した写真集が大惨敗しているという。写真集の発売日当日にタピオカ騒動以来、約2年半ぶりに公の場に出て記者会見まで行った意欲作だが、売れ行きはまったく振るわず。思わぬ結果となってしまった木下さんだが、実はそんなことお構いなしに“ウハウハ”な事情があるという。一体なぜなのだろうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
売り上げ部数だけがヒットの判断ではない写真集の仕組み
元タレントの木下優樹菜さんが14年ぶりに出版した写真集『CORRECT』が大惨敗の様相です。
初週売り上げこそ一応4位にランキングされたものの部数は3,000部にも届かず、“一般人として”の写真集を出版した双葉社に、本音を聞いてみたい気がします。
出版会見には大勢の芸能マスコミも集りましたが、話題性だけでは売れなかったということでしょうか。
SNSを覗いてみても“表紙詐欺”、“金の無駄遣い”…元夫の先輩にあたる今田耕司には「“なんでやねん!”って…」とも言われてしまいました。
元ファッションモデルで2人の子供のママにとってはあの程度が限界なのかもしれませんね…残念!
写真集を詐欺呼ばわりされたり、ガッカリ論評で私がすぐに思い出すのは、昨年8月の写真集発売に“これが最初で最後”と宣言した鷲見玲奈です。4月期から『ズームイン!! サタデー』の司会を担当し、評判も好評な彼女です。
鷲見の写真集が発売されたときも、その反響は凄まじいものがありました。“ガッカリしました”、“すぐに転売します”など、彼女を挑発するような言葉がSNSに溢れました。
これに対し鷲見はすぐに反応し“脱がないからといって文句を言うのって違うと思う…”と反発してみせました。
否定的な意見にスルーしても構わないぐらいなのに、正面から対応した彼女のリアクションには少しだけ驚きました。
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さてこの2冊、初週売り上げを較べれば大きく差が開きました。鷲見が12,477部で木下さんは2,848部…木下さんの写真集は鷲見の4分の1しか売れなかったというわけです。
いくら“一般人として”、“今の時点では(芸能界復帰は)全く考えていない”とはいえ、一時はバラエティ番組に引っ張りだこだった彼女が、たかだか元テレビ東京アナウンサー崩れに大差で負けたわけですから、屈辱以外に言葉が見つからないのではないでしょうか。
しかしここでちょっと、ギャランティだけの話をしましょう。