接客であっても、職場内であっても、その企業をよい方向に進めるために必ず実践すべきことがあります。メルマガ『食品工場の工場長の仕事』の著者である川岸宏和さんが、 自身の実体験をもとにミスが起きない、クリーンな企業にするためのいくつかの方法を挙げています。
目を見て挨拶しているか
お客様に挨拶をしているか
先日、スポーツ店に行ったところ、店員さんと目が合った時に、にらまれてしまいました。
本来なら、目が合った時に、「いらっしゃいませ」と声を出すか、目を伏せて頭を下げればいいのですが、こいつは何者だと言うような目でにらまれてしまっては、購入する気にはならないものです。
飲食店でも、ドアを開けた瞬間に、店員さんと目が合っても、「いらっしゃいませ」と声をかけられるお店が減ってきたように感じます。いいお店は、「まいど」と言われるとうれしいものです。挨拶がいいお店は、また行きたくなる物です。
従業員に挨拶しているか
従業員が、製品に農薬を混入させる事件が発生した事は忘れてはいけません。
従業員が入場するときのチェックを強化したり、管理者の机を現場に移動したりする対策も大切ですが、出社時に、従業員と目を合わせて挨拶することが一番大切だと思います。
悪さをしようとしている方が、目を合わされてしまうと、「見られている」と思い、悪さを行わないとされています。
本屋に万引きに行っても、入り口で「何かお探しですか」と声をかけられると、万引きを躊躇すると言われています。
あなたの工場では、毎日、従業員と目を合わせて、挨拶をしていますか。偉い方の中には、自分から挨拶をしては、いけないと思っている方もいますが、私は違うと思います。
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