聖徳太子の時代から日本人の根幹に根付く「国力の源」とは何か

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私達が住む日本という国は、何を目指しているのでしょうか。ロングセラー『君と会えたから』『手紙屋』などの著者として知られる作家の喜多川泰さんのメルマガ『喜多川泰のメルマガ「Leader’s Village」』では、今回、古代から現代にいたるまで日本が目指し続けている国のあり方について紹介。現代日本人にも根付いている日本の価値観はどこから生まれているのかを語っています。

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国力の源

古代から現代に至るまで、日本が目指した国のあり方は変わっていません。一言で言えば「みんな仲良く」です。なぜなら、「日本人はみんな家族だから」と言ったらみなさんは驚くでしょうか。

今上天皇(きんじょうてんのう…在位中の天皇陛下は今上天皇とお呼びします。例えば、推古天皇とか、天武天皇とかみなさんご存知の天皇のお名前は、天皇が亡くなった後に功績を讃えて贈られる諡号です)は126代です。

ということはもちろん初代がいたわけですが、初代の神武天皇から10代目の崇神天皇までに日本全国の豪族たちを支配下に抑えていったと思われます。

どうやって?

中国では、秦の始皇帝が中華統一を果たすために戦争に次ぐ戦争を行い他国を滅ぼしていったことは有名です。日本はまったく別の方法で豪族を平定していきました。それは、血縁関係を結ぶこと。つまり親戚になることでした。

日本全国の豪族たちが天皇と血縁関係のある親戚になっていったと古事記に記されています。日本が統一されていった時代の遺跡や遺骨には戦闘の形跡がないことから考えても、どうやらそれが事実らしいと考えられます。

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