安倍国葬に忖度。統一教会 名称変更阻止の前川喜平氏を叩く勢力の正体

 

自民党と統一教会の関係が取り沙汰されるなか、安倍政権時代の文科大臣までもが、統一教会に有利な取り計らいをしていたとなれば、政権への打撃ははかり知れない。安倍元首相の国葬についての否定的な世論がさらに強まる懸念がある。

その意味で、前川氏の主張は極めて不都合であり、それを叩き潰すための唯一の拠り所が「違法性」をあげつらうことだったに違いない。

岸田首相が行った内閣改造は、自民党のなかに統一教会と全く関わりのない人材を捜すのが難しいことを浮き彫りにした。世界平和統一家庭連合へと名前を変えて約7年。正体を隠した教会と関連団体は、これほどに日本の政治を蝕んできたのだ。

1997年と2015年、文化庁の統一教会に対する姿勢はどちらが正しかったのだろうか。

この記事の著者・新恭さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: MAG2NEWS編集部

新恭(あらたきょう)この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 国家権力&メディア一刀両断 』

【著者】 新恭(あらたきょう) 【月額】 初月無料!月額880円(税込) 【発行周期】 毎週 木曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

print
いま読まれてます

  • 安倍国葬に忖度。統一教会 名称変更阻止の前川喜平氏を叩く勢力の正体
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け