報酬は20億ドルか?FBIにトランプの別荘を家宅捜査させた人物

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世界各国のメディアが一斉に伝えた、FBIによるトランプ元大統領別荘の家宅捜索。最高機密を含む大量の政府文書が押収されたことが明らかになっていますが、トランプ氏がこれらを隠し持っていることがなぜFBIに伝わったのでしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんが、アメリカで噂されている「FBIにトランプ氏別荘を家宅捜索させた人物の名」をリーク。さらにこの件が米国社会に与えた大きすぎる影響を紹介しています。

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トランプ前大統領の別荘をFBIに家宅捜査させたのは誰か?

ぶっちゃけ、アメリカの政治も社会も混乱の極みを見せています。

何しろ、トランプ前大統領がニューヨーク近郊でゴルフ三昧にふけっている最中、彼の所有するフロリダの別荘にFBIが30人の捜査員を派遣し、家宅捜査を実施したのですから。

アメリカの歴史上、前大統領がこのような扱いを受けたのは初めてのことです。

本人曰く「自分の大統領再選を封じ込めるため、民主党のバイデン政権が企んだ陰謀だ。こんな非合法な行為が行われるのは第3世界の独裁政権だけだろう。こうした犯罪をなくすには、自分がホワイトハウスを取り戻すしかない」。

FBIに強制捜査を命じた司法省の説明によれば、「トランプ氏はホワイトハウスを去る時に、国家機密に指定されていた文書を大量にフロリダの別荘に運んでおり、そうした情報が他国に流出する恐れがあった。特に核兵器に関する情報を密かに持ち出したことは看過できない」とのこと。

実際、トランプ氏の別荘からは大量の国家機密文書が押収された模様です。

しかも、地下室からはレゴを使った小型の核爆弾の模型も見つかったといいます。

もし、完成していれば、安倍元首相を狙撃した山際容疑者がネット上で得た情報に基づき散弾銃もどきを作ったのとは大違いです。

トランプ氏はこの小型核爆弾について、「将来できる自分のミュージアムに展示するために制作中だった。速やかに返してほしい」と訴えています。

とはいえ、大量の機密文書や疑似核爆弾を保管しているとの情報はどこからFBIに伝わったのでしょうか。

トランプ氏の姪にあたるメアリー・トランプさんは、これまでもトランプ氏の秘密を暴露する本を出版していますが、今回の件について「娘婿のクシュナーが怪しい」とTV番組に出演して述べています。

言わずと知れた、トランプ氏の娘イバンカの夫のことです。

メアリーによれば、クシュナーはトランプ氏がホワイトハウスを去った後、サウジアラビアの投資会社から20億ドルの契約を得たとのこと。

この資金の目的は何なのか?

メアリーの推測ですが、もし国家機密文書の持ち出しと判定されれば、3年以下の懲役になり、トランプ氏は2024年の大統領選挙には出馬できなくなります。

それを狙って、トランプの中東政策を快く思っていないサウジが別荘の内情に詳しいクシュナーを動かし、20億ドルを渡して密かに内部告発を行わせたというわけです。

実態は不明ですが、他にもヒラリー・クリントン関与説も急浮上してきました。

対するトランプ陣営ですが、支持者に対してFBIや司法省の幹部への反撃を促す有様です。

実際、各地で司法省の出先機関が襲撃に遭っています。

ぶっちゃけ、アメリカの民主主義は「絵に描いた餅」に成り下がってしまったようです。

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image by: Evan El-Amin / Shutterstock.com

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【著者】 浜田かずゆき 【月額】 ¥550/月(税込) 【発行周期】 毎月 第1〜第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

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