デキる上司は、部下が苦しんでいるときに「あえて」手を差し伸べない

Business scene of two Asians
 

つまり、

 ● オレが手を出しちゃったら、オマエの成果にならないだろ

ってことを分からせれば良いわけ。

その代わりに、いつでも助けられるように状況はウォッチしていたのだということを同時に分からせることができると、部下の溜飲が下りるというか、ちゃんと見ていてくれたんだと思うものなんですよ。

そうやって部下が成長することこそが、上司としての報酬みたいなモノですから。だから多少恨まれても気にせず、放置してあげて、でもちゃんとウォッチしているということを分からせれば、上司と部下の関係は悪くならないんですよね。

人間って、苦しい時の自分を見てくれる人がいるだけで、力が出て来るものですから。自分を見てくれている観客がいる、しかもそれが上司だと分かるだけで、

 ● どうにかして踏ん張ってやる!

と思えるモノなの。

それって結局のところ、プロスポーツと似ているんですよ。そして人間って他者に見られることで、自分の行動を律しやすくなるんです。つまり、何もアシストをしていないのに、勝手に成長モードに入ってしまうのです。

だから部下のやっていることをしっかりと見ることが重要なんです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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