自社らしさを重視しすぎて、ありきたりな商品しか開発できない─。そんな悩みを持つ企業は多いのかもしれません。今回のメルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』では、MBAホルダーの理央 周さんが、新しいチャレンジをして大きな注目を集め続けているワークマンに学ぶアイデア実現の方法を紹介しています。
この記事の著者・理央 周さんのメルマガ
なぜありきたりの製品になってしまうのか?~ワークマンに学ぶアイディア実現と広報の一石二鳥
ワークマンが、ブロガーやYouTuberと組んで、「プライベートブランド」を充実させています。
ワークマンはここのところ、ワークマン女子という新業態を立ち上げて、作業着にファッション性を取り入れたり、とても便利で機能性が高い新商品を開発したりと、新しいチャレンジをたくさんしています。
私も夏に、クールタオルフーディーという、ひんやりするフードとポンチョのセットを買いました。
使い方は、水に濡らして、絞って、振り回す、とやると、水の気化熱でひんやりするのです。庭の掃除やワンちゃんの散歩なんかの時に、暑くて大変だったのですが、これを被ってやるととても涼しくて快適です。洗濯なんかも簡単ですし。800円くらいで手軽に買えるのもいいですよね。
元々、こういうアイディア商品も多いのですが、さらに今回は外部の人たち、しかもインフルエンサーの方々に協力をしてもらい、新商品を開発する、という取り組みです。
この協力者を「アンバサダー」と呼び、商品開発に加えて、彼らの影響力も期待して、情報発信の協力ももらうとのことです。
ワークマンのホームページにいくと、ワークマンプラス公式アンバサダーの、紹介ページがあります。
キャンプブロガー、ファッションアナリスト、とか、という方々に加えて、猟師とか日本を旅する旅チューバーといった、ユニークな人たちも含めて、とてもいろいろな人たちがいます。
ワークマンでは、アンバサダーの人たちと、金銭関係なしの対等な立場で、商品開発をする、と報道されていました。
この記事の著者・理央 周さんのメルマガ