時間を超越する方法があったら、あなたはそれを経験してみたいと思いますか? 今回、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、 科学者が絶賛しているという「限られた時間を超越する方法」を記した一冊です。
時間の捉え方が変わる?⇒『限られた時間を超える方法』
リサ・ブローデリック 著/尼丁千津子 翻訳 かんき出版
こんにちは、土井英司です。
人生に時間の制約があることは、誰もが認識していると思いますが、その限られた時間を超越する方法があるとしたらどうでしょうか?
本日ご紹介する一冊は、プリンストン大学、スタンフォード大学をはじめ、著名な科学者が絶賛する、注目の話題書『All the Time in The World』の邦訳。
帯に茂木健一郎さんがこのように推薦の辞を寄せています。
「まさに、時間の捉え方に対するコペルニクス的転回!時間と空間を超える量子論の考え方がシンプルにわかる」
こう書くと、科学者の時間に関する考察が出てくるんでしょ?とピンとくる人はいると思うのですが、本書が面白いのは、その理論の先にあります。
なんと、読者が「超越した感覚」を再現できるようになるためのトレーニング方法が書いてあるのです。
著者は、本書を書くのに先立ち、アリゾナ州セドナのバイオサイバーノート研究所で実験に参加したのですが、ここで光と音を利用した即時フィードバックで、ガンマ波、ベータ波、アルファ波、シータ波、デルタ波など、ほぼすべての種類の脳波を意図的に出せるようになったそうです。
本書には、その経験に基づき、これらの脳波を意図的に出す方法が書いてあるのです。
平静さ、頭脳の明晰さ、集中力、過去のトラウマからの脱脚…。
読者が時間を超越し、理想的な精神状態を実現するための方法が、本書には書かれています。