安倍氏「国賊」に偽りなし。統一教会が手を染めてきた“汚い仕事”

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昨年7月の安倍元首相銃撃事件をきっかけとして、次々と明るみになった旧統一教会を巡る問題。そんな彼らが「史上稀に見る米政府による汚らしい事件」にも食い込んでいた事実を伝えるのは、ジャーナリストの高野孟さんです。高野さんは自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で今回、旧統一教会が中南米で手を染めた「仕事」を図を用いて解説。さらに安倍元首相が「国賊」呼ばわりされても少しもおかしくないとして、その理由を明示しています。

 

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※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2023年1月23日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

改めて統一教会=国際勝共連合の本質を問う/米日の政治中枢に浸透を図った謀略工作機関

旧統一教会=国際勝共連合の問題は、司法面では安倍晋三元首相狙撃犯の公判の行方、行政面では文科省による宗教法人の洗脳的手法による金銭収奪に対する規制、政治面では国会議員のみならず地方議員の活動への浸透実態の究明……などへと拡散しつつある。しかし、この問題の本質は、本誌が22年9月26日号(No.1174)などでも強調してきたように、朴正煕政権=金鐘泌KCIA初代長官の手先として米国と日本の政治中枢に浸透し政策を左右しようとした「謀略工作機関」であり、しかも宗教的な教義の中で日本は悪魔の国であり戦前には韓国を支配し搾取したのだからどんな手段を弄して日本人から金を搾り取っても構わないことを明言してきた過激な「反日組織」である同教会の日本進出を、岸信介から安倍晋三までの首相2人と外相1人からなる親子3代が手引きし、結果として国民多数を不幸に陥れたという、前代未聞のスキャンダルである。

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この問題をそのような本筋に沿ってきちんと究明し総括することなしに済ませる訳にはいかないし、またその重大性を無視して安倍を「国葬」に付して国民多数を不快に追いやった岸田文雄首相の暗愚さも問われなければならない。

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