転職すべきかどうかを決める2つの基準
1.労働時間以外も拘束されるか
会社員であれば、勤務時間が定められています。極端なことを言えば、その時間内がハードワークでも、仕事の一環だと思えば問題ありません。ただし、
・夜中にも上司から連絡が来る
・土日に仕事のスケジュールを入れられる
・有給休暇が取得できない
など、明らかにプライベートの時間まで仕事に侵食してくる場合は、やめることを検討するほうが良いでしょう。
2.人格を否定されているか
会社であれば、仕事の進め方や判断について、あれこれ言われるものです。ミスをしたり、不手際があったりすれば、注意されたり怒 られたりするのも当然です。そのとき人格否定をしてくる人がいる環境であれば、止める判断を下してもいいでしょう。
・「お前は頭が悪い」「馬鹿だ」などの能力否定
・「親の教育が悪い」「育ちが悪い」など家庭環境の否定
・「〇〇出身だから」「〇〇人だから」など出自についての否定
・「女だから」「ゆとり世代だから」など性別や年齢で否定される
といったものが、該当します。
私もかつて上司から「お前の頭は鳥以下か」「何も考えてないから太っているんだ」などと言われ、辞める決心をしたことがあります。
一方、「その行動は責任感にかけている」「それは見積もりが甘い」「もっとこまめに報告しなさい」など、その人の行動を注意するものであれば、適切な指摘です。仕事に必要なことができていなければ、転職しても、同じように指導されます。この場合は、自分の成長のために叱られていると考え、会社に残るべきです。
転職は、今の会社の何に不満を感じているのかを自分自身で深掘りし、ポジティブな転職なのかネガティブな転職なのかを理解して進めていきましょう。
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