疲れたら飯食って寝ろ!精神科医が“食事=睡眠>>>>入浴”と考えるワケ

 

海外のお風呂事情

毎日風呂に入らなくても大丈夫というか、潔癖すぎへん?レベルで言われていた日本ですが、お香文化で私が思い出したのは中世ヨーロッパの香水文化です。

あっちに至ってはトイレの管理もめちゃくちゃでした。

貴族がうろつく花のベルサイユ宮殿でハイヒールが生まれ、皆が履いていたのはオシャレのためというよりはその辺に落ちている野糞を踏まないためです。つまりハイヒールを履かないとやばいくらい野糞が落ちていたのです。ベルサイユ宮殿に。

一般庶民は部屋の片隅の壺に用を足し、ある程度溜まってきたら窓を開けこう叫びます。

「捨てるぞ!捨てるぞ!捨てるぞ!!」

この声が聞こえた建物の近くを歩いていた人々は必死でダッシュして逃げなくてはなりません。この掛け声の後にやってくるのはその声が放たれた窓から濃縮発酵した排泄物が放り出されるからです。

今ってマジで衛生環境が良くなったんですね……(今でもシャンゼリゼ通りは臭いらしいけど)。

因みに エリザベス女王(一世)は月に1回入浴したいという人で、周りから「マジやばい潔癖症」扱いされていました。月一の入浴で病的な潔癖症扱いです。

……皆!疲れてる時は安心して風呂なんて入らずに飯食って寝よう!!(なお筆者はマジで疲れていたら入浴しないで飯食って寝てます) 

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文系から理転して医学部へ、医者になってからも内科医から精神科医へ転身を繰り返している落ち着きのないADHD当事者、依存症家族、AC当事者、毒親育ちのノンバイナリー(無性)。持ち前の衝動性で書籍を書いたりしながら常勤医として奮闘中のバクが、世間の目がまだまだ偏見に満ちている精神科領域について医療者目線と当事者目線で語ったり雑談したりします。その他産業医目線での復職についてや、DPAT(災害派遣精神医療チーム)の話、表ではいいにくいジェンダー問題や発達障害についての赤裸々なお話を不定期にお届け予定です。

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