笑えばいいってもんじゃない。なぜ、あなたの笑顔は好印象を与えないのか?

 

笑顔で接客をするのは販売員に欠かせないスキルです。しかし、ただ笑っていればいいというわけでもないようです。メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、印象が良い笑顔/そうでない笑顔について解説します。

目が合ったら

笑顔で店頭に立っていることで印象良く見えるというのは周知の事実です。

なのですが、僕がいろんなお店を見ている中で、同じ笑顔なのにも関わらず、

・印象が良く見える
・なぜか印象が良く見えない

という2つのパターンがあることに気づくことがあります。

以前からこれについてはなぜだろうと不思議で仕方なかったのですが、ここ最近でようやく理解ができました。

それは目が合った時の違いです。

僕は仕事だけに限らず、プライベートでもジャンルを問わずいろんなお店へ足を運びます。

それこそ男性向けの店ばかりではなく、女性向けの店へ入ることもあるわけです。

例えばプレゼントを探している時など、結構な頻度で足を運びます。

そういう時に、「どの店にしようかなー」と商業施設や路面店の前などを歩いていると、たまに店員さんと目が合います。

その時に笑顔の店員さんでも、目が合った時に会釈をしてくれる人がいるんですね。

この「会釈」が重要だったのです。

同じく笑顔で立っていたとしても、目が合った時に特に何の反応もされないと、「自分の店の客ではない」と認識されたような感覚を覚えます。

多分これは僕が仕事上そういう見方をしてしまうのはあると思いますが、そこまで考えなくても、なんとなくお客様も肌で感じる部分はあるように思います。

一方で、笑顔で店頭に立ちながら道行く人に本当に軽く会釈(頭を軽く下げる程度)をしているお店の人は、なぜかすごく感じが良く見えます。

お客様目線で考えてみると、「入っても良さそう」という見え方をしやすいと思うんですね。

科学的根拠のある話でもなく、残念ながらデータが取れているわけでもない話です。

ただ「そう感じる」というのは、接客という仕事においてはすごく大事なポイントだと捉えています

少なくとも僕は、同じ笑顔でも目が合った時にどんな動きをしてくれるかは重要です

もし道行くお客様と目が合った時には、軽い会釈をしてみてください。

そこでどのように反応が変わるか、確かめてみるのも良いと思いますよ。

今日の質問です。

・道行くお客様(候補)と目が合ったら、どんなリアクションをしますか?

image by: Shutterstock.com

坂本りゅういちこの著者の記事一覧

様々な接客販売業で日本一の売上を獲得した販売員がお伝えする販売力向上の秘訣!
「もっと売れる販売力を身につけたい……」「スタッフへの指導について勉強したい……」など、接客販売力を向上させるために必要な事を毎日無料で配信中。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 販売力向上講座メールマガジン 』

【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

print
いま読まれてます

  • 笑えばいいってもんじゃない。なぜ、あなたの笑顔は好印象を与えないのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け