いろいろ試した結果、ある方法にたどり着いた。その方法とは“悩みの内容を逆にして質問系にする”といったこと。
例えば、定期的に「必要とされなくなったら嫌だな」と思ったとする。
「必要とされない」の反対は「必要とされる」ということ。これを質問系にすると、
「必要されなくなったらどうしよう」
↓
「どうすればいつまでも必要とされるか?」
という感じになる。変換するととらえ方が違ってくる。
このように質問されると脳は「必要されるには何をすればいいのか」と何かを探し出す。
すると、些細なことから「そうか、これをすればいいんだな」といったアイデアが思いつく。
私はこの方法をやるようになってから「なんか気分がのらない」という日が劇的に減った。
人生は長いようで短い。あっという間に過ぎ去っていく。悶々と悩んで過ごすよりスカッと気持ちよく活動したい。
そのために“不安感を活かす”という方法を取った方がいい。ぜひともやって頂きたい方法だ。
これはいろいろなことに応用できる。営業活動をしていれば不安になるもの。
実際、個人コンサルティングをすると営業スタッフから「今後契約が取れなくなったら…と考えると怖い」いったような悩みを聞く。
どんなにベテランの営業スタッフでも“未来ずっと契約が取れる”といった保証はない。
漠然と「この先、契約が取れなくなったどうしよう」といった気持ちに恐われる。
これはトップ営業スタッフでも同じ。先月まで定期的に契約を取っていても“来月契約が取れる保証”はまったくない。トップ営業スタッフの方がむしろ不安は大きい。
この不安を野放しにしてはならない。やはりいい方向へ活用する。
まずはそれを反対にする。「契約が取れない」の反対は「契約が取れる」ということ。
それを質問系にすると――(メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』2023年5月26日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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