あえて「空気を読まない」という選択がこれからの時代は必要である理由

 

日本では、周りの和を乱さないといった協調性が重んじられることが多いようです。これは「空気を読む」と言い換えてもいいかもしれません。しかし、本当に大切なのは「空気を読む力をコントロール」することではないだろうか? メルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』著者の吉田さんはそう考えます。米国で長年研究されてきたテレパシー分野についても触れながら、これからの時代に必要なことを伝えています。

空気読む』のコントロール

「恋の予感」「今夜が山」など複数の意味持つ言葉として「進化遂げた言葉があります。それが、「KY」。

元々は「空気読めない」表現する言葉として広がりました。

会社や学校でも「あいつは空気読めないな」とか「空気読めよ」という会話がされることってよくありますよね。実際にテレビやYouTubeなどでも耳にしたり、もしかしたらそんな会話たりしたことがあるかもしれません。

特に日本では、和乱さない、ということが大切にされているため空気が読めない=協調性がないと認識され、協調性がないのはダメなことだと判断する傾向にあります。

しかし、「空気読む」ということは本当に必要なことなのでしょうか??

空気読む」とは、まず、その場の雰囲気から状況推察するということでしょう。特に、その場で自分が何すべきか、すべきでないか、相手のして欲しいこと、して欲しくないこと憶測して判断するです。

つまり、空気読んで行動する、ということは相手がこうして欲しいと思うような振る舞いする、ということですね。

自分も実際に整体スクールの講義や施術においても、相手がこうしてほしいと望んでいることが何かすばやくキャッチして、それ提供する、というのはとても重要なスキルだと感じます。

例えば営業職であればお客様の欲しているもの提供できるので売り上げUPにつなげることができるでしょうし、事務職であれば上司や同僚の期待通りまたは期待以上のサポートができるので信頼得て重要な仕事任されることにつながります。

しかし、空気読みすぎると途端に弊害が起こる場合もあります。

例えば・・・施術中。

前回の施術時に聞いた話でも、空気読んで、さも、初めて聞くように「そうなんですね」などと聞いていても、話している最中に患者さんが前回話したこと思い出すことがあります。

「あら!先生、私、この前これ話したわよね」

え!!・・・えぇ、はい。なんて・・・気まずいですね(笑)

この施術中の会話はいっときの時間、「空気読んだ」行動=患者さんの同じ発言黙認したことによって後々信頼損ないかねません。

完全なる自分のひとりよがりの意向に沿ってのやりとりとなります

ですから、空気読み過ぎてはいけない場合も多々あります。

こういうことって普段の仕事の中でもよくありませんか?

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