30日公開の映画『東リベ2』続編はどうなる？
昔から問題の多かった永山容疑者だが、少しづつ俳優としての評価が上がりはじめていた。そして今回、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―運命―』に主要キャラの「場地圭介」役で出演し、続編の『東リベ2―決戦―』でも重要な役割を果たしているのだが、今回の逮捕を受けて上映が危ぶまれている。映画業界の関係者は、つい先月の歌舞伎俳優・市川猿之助（47）の事件を引き合いに出しながら、こう語った。
「両親への自殺幇助の疑いがある猿之助さんが総理役で出演する予定だった映画『緊急取調室 THE FINAL』が延期、代役で撮り直しになる可能性が浮上していることは記憶に新しいと思います。今回の『東リベ2』も逮捕の影響がまったくないとは言い切れません。そのまま上映するか公開延期か、最悪の場合は“お蔵入り”も考えられます」
人気シリーズの映画で主要キャラを務めているだけに、今から豪華キャストたちによる撮り直しは現実的ではない。大麻以外の薬物や別の余罪が出てくれば、公開中止、代役で撮り直しも視野に入ってくる。そうなると心配なのが、永山容疑者にかかってくる莫大な違約金だ。
「いま人気の俳優陣が勢揃いしている映画だけに、制作費もバカにならないと思います。もし“お蔵”にでもなったら億はくだらないでしょう。これ以上何も出てこないことを、本人はもとより、この映画の関係者たちは心から祈っているのではないでしょうか」（同）
映画のようにタイムリープして「リベンジ」できるわけではない現実の世界。捜査は「大麻の使用」についても進められており、関係者たちのヤキモキはしばらく続きそうだ。
image by: 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』公式サイト
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