例えば、何人もの人が同じミスを繰り返すようなミス。
これを個人の実力不足をあげつらって指導をしてしまう人がいるのですが、むしろシステムに問題がある場合がほとんどです。
その手順ややり方そのものを見直さない限りは、いつまでも誰かが同じようなミスを繰り返してしまいます。
にも関わらず、「あのスタッフはいつまでもうまくやれるようにならない」と考えてしまっていると、堂々巡りになります。
ミスの中には本人がしっかりと意識を高めなければならなくなるものもあります。
それはある程度実力が備わっているにも関わらず、簡単なミスを犯してしまう場面です。
これは実力不足ではなく、またシステムにも問題がない場合。
なぜ意識を高めなければならないかというと、その仕事に悪い意味で慣れてしまっていたり、ルーティン化しすぎて精度が下がってしまったりしているからです。
これを「あ、ちょっと間違えた」くらいで済ましてしまうと、その後の仕事の精度も下がりがち。
なのでミスを犯してしまったら、本人が気を引き締め直す時間をちゃんと作る必要があります。
ミスは起きてしまうものですが、起こる理由は様々です。
ミスの種類を正確に捉え的、どんな対策をしていくべきかはチーム全員で考えておきましょう。
今日の質問です。
・直近で起きたミスを3つ挙げて、それぞれどんな種類のミスだったかを分類できますか?
・それぞれのミスへの対策はきちんと立てられていますか?
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