そんな彼が7月21日、治安当局に拘束されました。テレ朝ニュース7月21日を見てみましょう。
ロシアでウクライナ侵攻の最も熱心な支持者が拘束されました。ワグネルの創設者・プリゴジン氏の反乱以降、政権による弾圧は戦争推進派へも広がっています。
ウクライナ侵攻を強く支持する言動で知られるロシア軍の元大佐、イーゴリ・ストレルコフ氏が21日、治安当局に拘束されました。
ストレルコフ氏の妻がSNSに「夫が連行され、行方が分からない」と投稿しました。
なぜ、拘束されたのでしょうか?
ストレルコフ氏は侵攻を支持しつつ、ロシア軍が前線で失敗を繰り返しているとして、軍や政権を批判していました。
18日には「臆病で凡庸な政権のもとでは6年も持たない」「唯一のできることは有能で責任ある人物への権力の移譲を確実にすることだ」などとプーチン大統領の交代を要求する文書を投稿しました。
プーチンの辞任を求めている。ロシアを知る人から見ると、「終わった」ということですね。
プリゴジンも、プーチンについて、「クソ馬鹿野郎のおじいさん」と呼んだ後、運命が暗転しました。
ここまで、
・反プーチン勢力には、ナワリヌイを中心とするリベラルと、戦争推進派の「極右勢力」がいる
・極右勢力は、プーチンの弱さを非難している
・そして、極右の反プーチン勢力内でも粛清がはじまっている
という話でした。しかし、これで話は終わりではありません。








