父親が30年間も売れなかったものを、息子が70倍も売上げた「世界的ロングセラー商品」

Young caucasian man holding mouthwash isolated on blue background looking sideways with doubtful and skeptical expression.
 

息子は「口臭」を作った?!

それに対して、同じ商品を息子が大ヒット商品にします!父親とは全く違う方法と発想です。

これが、ムチャクチャ勉強になります。

思わず、「マジか!?」って叫びそうになりました。多分、あなたもよく知っている商品、もしかすると、私の家同様に、あなたも家にあって愛用しているかも知れません。

もう、分かってしまいましたか?…

息子の名前は、「ジェリー・ランバート」です。

彼は、父親のように商品のベネフィットを売ろうとしたり、いろんな用途を考えて、次々に『○○に効く○○』とはしなかったのです。

その代わりに、一つの言葉を作りました!それが、「Halitosis」という言葉です!

【口臭】という意味の言葉を作ったのです。

これは、ラテン語のhalitus“息”と、ギリシャ語のosis“病気”を合わせて、彼が作った言葉です。

そして、彼はいろんな広告を出します。こんな感じです。

人気が無いのはHalitosis(口臭)のせいだ!

子供と、美人の女性が一緒に写っている写真を使っています。でも、お互いに違う方向を見ているのです。

電話が来ないのはHalitosis(口臭)のせいだ!

電話機の後に美人の女性が立っていて、「今日も電話が来ないなぁ~」って感じで恨めしそうに電話を見下ろす。そういう、写真が使われています。

ビーチで独りぼっちなのはHalitusOsis(口臭)のせいだ!

男性2人が浜辺で遊んでいるけど、美人の女性が、寝そべって乗れるフロートに乗って、独りぼっちで海に浮かんでいる。そんな、イメージが使われています。

彼は「口臭」を作った!その広告を見た人は、初めて、「俺も、口臭のせいで彼女がいないのか?」とか、「私に彼氏がいないのは、口臭のせいかも?」とか、「お客さんが嫌な顔をするのは、口臭だったんだ!」などなど、自分事として考えるようになったんです。

当たり前ですが、気になれば、改善したくなるのが人間です。そして、その商品が爆発的に売れたんです。

売上がナント70倍になった!凄いですね!?

もう、お分かりだと思いますが、その製品は「リステリン」です!!

今でも、売れている商品ですよね!?ヤバくないですか???

ムチャクチャ勉強になりますよね!?

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