父親が30年間も売れなかったものを、息子が70倍も売上げた「世界的ロングセラー商品」

Young caucasian man holding mouthwash isolated on blue background looking sideways with doubtful and skeptical expression.
 

営業でも、商品を売ろうとすると失敗をします。

「今日はUTMの件ですけど、…」とか、「今日は複合機の件ですけど、…」とか、カタログを出して言う人がいますけど、誰も、商品なんて欲しくないんです。カタログを出した瞬間に逃げます!

まあ、イキナリあなたの前から消えたりはしないですが、目の前にいても、気持ちは逃げています。

そして、「また売込みだよ、早く帰ってくれ!」と、思いながら、愛想笑いをしていま、…。

今は、売込みはみんな嫌いなんです!

商品を出した瞬間に、逃げます。そういうものだと理解する必要があります。

イメージ的に言うと、父親はそれをやりまくった感じです。

「今度の商品は、医療用業務消毒剤です!」
「今度の商品は、切り傷薬です」
「今度の商品は、フロアクリーナーです」

などなど、商品を売ろうとします。でも、売れません。商品を欲しい人はいないからです。

では、なぜ?トップセールスは売れるのか?

商品を出して無いからです。商品は結果であって、決して先に出てくるものでは無いんです。

「問題」「悩み」「どうにかしたい!」そういう負の感情を、表面化させるのです。

ジェリーが「口臭」という問題を生み出したようにです!

問題や悩みが心の中に発生すると、人間はそれを解決したくなるのです。だから、70倍も売れて、今でも売れ続けているのです。

あなたが商品を売る相手、お客様は、現状に満足しています。自分から、助けを求めて来ない限りは、現状で不便は無いのです。

この状態では商品は売れません!不必要なのです。

この、満足を不満足にする必要があります。ジェリーが今までなかった悩み、【口臭】を創造したようにです!

現状に満足していた人が、不満足だったんだと学習し、問題が表面化したから売れたんです。

自分の問題に気づいたから、それを解決したくなる。それが、人間なんです!!

今までは、それが当たり前だった。だから、問題を感じなかったのです。

image by: Shutterstock.com

島田安浩(営業コンサルタント)この著者の記事一覧

最初売れない営業マンだった私が、売れるようになり、日本でトップセールスに登りつめ、経営者として株式公開した。その営業ノウハウを、売れる営業の常識と売れない営業の非常識と言う観点で分かり易くまとめた。

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【著者】 島田安浩(営業コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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